31May

「報告、連絡、相談」ってあるじゃないですか?
僕はそういうのがすごく苦手で、ちょっとしたことくらいであれば、
「まあ、いっか」
と報告するのをやめてしまいます。別に報告しても良かったんだけど、僕の性格的になぜか報告ができない。
この間も、会社の上司から、
「あなたは、なんで報告しないんですか?」
とさんざん言われ続けてしまいました。
その上司は、そのひとつのミスだけに終わらず、
「以前にもこういうことがあった」、
「さらに前にはこういうこともあった」、
とひたすら責められ続けて、さすがにそこまで言われると、一切のやる気すらをも奪ってくるような責め方でした。
やる気をなくすほど責めてくるのは、果たしてそれが会社にとっての利益になるかどうかと考えると、むしろ、
「マイナスなのでは?」
と思ったりするんですけど、
ちょっと責めることや言い負かすことに快感を得たのか知らないけれども、何かどうでもいいようなことですら、何かとその上司が言ってくるようになってきた。
そういうことがここしばらく続いたんです。
ある時に、ミスがあって、というよりも、もともと僕にはできないような案件があって、それを、
「何でできてない?」
みたいなことを言ってくる。
その案件というのは、たとえば、100メートル走みたいなのがあって、
「あなた、何で100メートルを14秒以内に走れない?」
そう言われたとしても、一番運動能力があった高校時代ですら、14秒以内に走ることができていないのだから、
「いまさらどんなに練習をしても無理でしょう?」
と言ったとしても、
「ほかの社員なら走れているのにあなたは単なる怠慢だ」
みたいな論調になってしまう。
「できないことはできません」
そう報告してもよかったけれど、その報告ができなかった。
どうせ、その日は会社へ行っても文句言われるだけだから、ズル休みしようと思ったんです。
そこで、朝、別に大してしんどくなかったけれど、
「頭痛で吐き気がして到底会社に行けない」
みたいに連絡を会社にしたんです。
何か、めっちゃドキドキしたんですけど、電話したらあっさりと休みがもらえた。
どこかウロウロするとばれるから、家でのんびりしようと思ったけれど、あまりにも退屈になってきたので、カフェとかに行ってしまった。
こんなことなら、誰かマッサージでもしてあげたかった。平日に受けたいという方から連絡が時々あったのでこういう時にしてあげたかった。
でも、いきなり今日その日を受ける人などいないので、ただのんびりしていました。
そうして翌日も、
「頭痛が治らない、さらにめまいもする」
そんなことを適当にいって休んだんです。
そうして、2日間ズル休みしたあとに会社へ行くと、その上司が、
めっちゃ、やさしくなっていました。
さらにはズル休みして2週間近く経過しましたけれど、いまだに注意してくることすらない。貴重な有給をつかってしまったけれど、ズル休みの効果があった。
何か、どうしようもない問題が起きたときには、今までとは違うことをやってみるのをいいかもしれない。
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