21Apr
現在の生涯未婚率は、男性で23%、女性が15%ほどあります。
生涯未婚率というのは、50歳の時点で一度も結婚をしていない人を指します。おそらくこの数値は今後ずっと上がり続けることかと思います。
ちなみに、1970年代までは未婚率は男性は約2%ずっと推移していました。2%となると、ほとんど全員が結婚できていたということになります。むしろ、その未婚率が低すぎてその方が問題じゃないのかと思ってしまいます。無理やりに結婚させられてしまっていた時代のように僕は思えて仕方がないのです。
僕が小学生のころに近所の40歳の男性が結婚していなくて、
「あの人、まだ結婚できていないのよ」
と僕にまで知ってしまうほど、みんなから後ろ指をさされていた記憶があります。
その当時は、
「結婚できていない=どこかおかしい」
という時代だったのかもしれません。
しかしながら時代は変わり、僕は今43歳の独身ですが、結婚していないことで世間体など一切気になりません。誰かに何かを言われることもなく、結婚の有無によって人を判断する時代ではなくなってきているように思えます。
結婚したければすればいいし、したくなければしなければいい。
昔に比べて今の時代のほうが何となく健全のような気がするのです。
生涯未婚率は平成に入ってから急激に上昇し、成元年ごろはまだ未婚率は5%以内だったのですが、そのころから右肩上がりで上昇しています。
そんな中、婚活がブームとなりました。
街コンなどが盛んになり、インスタントな出会いはどんどん増えていきますけれど、それでも未婚率は下がらない。
インスタントな時代やネット社会でモテル要件というのは、おそらく「外見」です。
今の時代ほどイケメンがモテル時代はないかと思います。
たとえばネットの婚活でまず何で判断するかといえば、その人の写真かと思います。プロフィールに何を書こうとも、外見だけで判断されてしまうかもしれません。
街コンなどにしても、1時間しかない出会いの中で、相手を判断するとなると、もうそれは「外見」がメインになってしまう可能性があります。
かつて、イケメンの友人と街コンへ参加しました。僕はその中で幾人かとアドレス交換したけれど続かず、でもイケメンの友人はとっかえひっかえ選び放題で遊び放題で女性とつきあっていました。僕のほうがきっと性格はいいのになって思いながらも、そんなこと誰も見てくれない。
恋愛も弱肉強食の時代がやってきた結果、今のような未婚率の高い時代になってきたのだと僕は思うのです。
でも、色々な女性をマッサージしていく中で、イケメンだけの男、浮気を繰り返す男たちにはうんざりしているように思え、「やさしさや癒し」を与えてくれる男性を求めるような時代になりつつあるのかなって思います。
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