12Apr

ベストセラーになった本に、「伝え方が9割」という本があります。
この本に書かれていることは素晴らしいですが、
おそらく僕にはあまり役に立たないような内容でした。
この本の例として、好きな女性にデートへ誘いたい場合にどう伝えればいいのか?
ここはストレートに、
「デートしてください」
というと、断られる可能性がある。
でも、その彼女がパスタが好きということを知っていれば、
「驚くほど旨いパスタの店があるけれど、行かない?」
と伝え、もしも一緒にパスタの店へ行くことができれば、デートをしたのと同じ意味になるのだと。
でも、こういったテクニックはあまり役に立ちません。少なくとも僕には。
そもそも、その彼女がパスタを食べに行きたかったとしても、その相手が嫌いだったら、1000%その要求に断るはずです。それに、パスタであれば別の友達とだって行けるわけですし。
仮に、本当に好きな相手であったならば、
「マクドナルド行かない?」
でも行くと僕は思います。
そうなると、結局、伝え方がどうこうというよりは、「人間関係が9割」のような気がしますね。
もし、尊敬している方からお願いされれば、それは絶対に「イエス」になるであろうし、嫌いな人からの提案だったとすれば、どんな素敵な伝え方をされたところで、それは「ノー」となってしまう。
テクニックや何かで人が動くことは僕はもうないと思います。
まあ、多少の伝え方は大事なので1割くらいは考えたほうがいいですけど、
でも、伝え方だけで人を感動させたり動かしたりすることは難しいことだと僕は思うんです。
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