9Apr
僕は、20代のころは比較的、スピリチャル的なことが好きでした。
潜在意識とか引き寄せの法則とか。だからこそ、そういった本をたくさん読んでいたように思います。
そのころ自分の周りにはスピリチャル好きな人とかはほとんどいませんでした。男性同士でスピリチャルな会話をすることはほとんどないです。
男性の会話は、車の話や、パチンコやマージャンといったギャンブル、野球やサッカーといったスポーツ、飲み会といったお酒の話などが多いような気がしました。
僕は、車はそんなに知らないし、ギャンブルはやらないし、お酒はあまり飲めなかったので、男友達とは話があわなくなっていき、そうしてだんだんと孤独になっていきました。
今もスピリチャル的なことは好きですけれども、現在はどちらかといえば現実主義に近いのかなって思ったりします。初詣なんて絶対に行かないですね。神社でどんなに祈っても願いなんてかなわないから。
願いがかなうために大事なことは、いうまでもなく行動なんですね。
そんな当たり前のことが当時分からなかった。ハイヤーセルフみたいなのがどこからか現われて、いきなり自分の世界を変えてくれることを信じていました。馬鹿でした。
なぜ、20代のころはスピリチャルが好きだったのかといえば、僕の場合、現実逃避だったのような気がするんです。
そのときは、「生きている現実」があまりにもつらかったからこそ、スピリチャルな世界に逃げていたのかもしれません。
まあ、つらい現実から逃げることは僕は悪いことだともダメなことだとも思っていませんけれど、でも、リアルな現実はずっと同じまま。
30代になって少しずつ考え方を変えていきました。
ようやく行動によって自分を変えていくことに気づいたんです。
自分を変えていくためには、小さくてもいいから夢や目標に向かっての行動を繰り返していく、それしかないんです。
でも、かつて学んだスピリチャル的なことは、性感マッサージの世界では役に立つことは多いです。
たとえば、僕は手相占いができるので、手相を見てあげるとお客さんによろこんでいただけるし、手相によってその人の性格や性質がある程度分かることができるんで、マッサージをしながらちらっと手相を見て、施術に活かしたりしています。
ただ、最近少し分かってきたんですが、現実をしっかりと生きていこうとすると、何となく、スピリチャルな世界が見えてくるときがあります。
現実を生きるということはすごく大事だけれど、それだけだとあまりにも人生が味気ないし、ただスピリチャルだけだとあやしいだけになってしまうので、その微妙なバランスが大事なのかと思ったりするのです。
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