1Apr
以前に、セラピーを習いに行っていたとき、確かにテクニック的なことも教わったけれども、いちばん大切なことは、
「クライアントに関心を持つこと」
でした。
その人が、どんなことに興味があるのか、どんなことを楽しいと感じるのか、そういったことを「知りたい」と思えたとき、そのセラピーはきっとうまくいく。
関心をもつこと、それがセラピーの極意だと教わった。
昨今の色々な問題、それはただ関心をもってほしいからこそ起こってることも多々あるような気がする。
むかし、中学校のころにすごい不良たちがいて、絶えずいろいろな問題を起こしていたけれども、結局、彼らのやりたかったことといえば、親た学校の先生たちといった人たちの関心を引きたかったからだけのように思える。
小さな子供だって親の関心を引きたいがために暴れたり泣き崩れたりするときもあるでしょう。
ツイッターで、コンビニのバイトさんが、アイスクリームケースに入って写真をとっていた人もいたけれど、なぜそういった行動をとるかといえば、みんなからの関心を引きたいか職場に居場所がなかったからでしょう。
たとえばですが、通り魔みたいな事件があるけれど、もし、そういった事件を起こす人が誰かから関心をもたれていて、自分が存在していい居場所があったのだとしたら、果たしてそんなことをあえて行うだろうか?
と僕はそう思うのです。
たぶん、今の時代の中で、関心を誰にももってもらえず、さらに何処にも居場所がないというのは実のところ多いような気がする。
こんな豊かな時代に、いや豊かだからこそ、どこにも居場所がないのかもしれません。
今はセラピーとかは行っていないけれども、性感マッサージに来ていただいたお客さんに関心を持ちたいと思っています。
こんな、ほとんど誰からも見られることのないようなサイトを見つけていただいて、さらには、きっと悩み勇気を出して申し込んでくれた方々に、関心をもたないはずがないですが。
以前に来ていただいたお客さんで、彼氏やご主人といった大切な方がいらっしゃったのですが、
「果たしてわたしに関心があるのだろうか?」
と、少し悲しい顔をして嘆いておられたのが、僕の心に何か残ってしまいました。
PS. 今日の土曜日は21時から予約があります。よろしくお願いいたします。明日、4月2日は急遽、予約がキャンセルとなったので、何をしようかと考えています。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。