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早春スケッチブックの思い出

ずっと以前に、セラピストを目指して、とある勉強会に毎月、参加をしていた時期がありました。

その講義では、先生が本を紹介する時間が、時折ありました。

セラピストが読むべき本ということで、哲学者のベルグソンの本であったり、夜と霧のフランクルの本であったりと、そんな難解な本ばかりの中でしたが、ある時に紹介してくれた本が、山田太一氏の「早春スケッチブック」でした。

さっそく購入して読むと、その本は、一言でいえば、自分を超えていくことを示している本のように思いました。

早春スケッチブックの簡単なあらすじですが、両親と高校生の息子、中学生の娘の平凡な4人家族の生活の中で、突如、死んだと言われていた破天荒な実の父親が現れること所から、物語が始まります。

その母が、かつて付き合っていた破天荒な彼が息子の本当の父親で、突然に家族の前へ現れた。

その破天荒な父の口癖は、

「お前ら、骨の髄までありきたりだ」

まあ、その役を山崎努が演じているから、かっこいい。(因みに、ユーチューブで見えます笑)

ということで、平凡な父と、破天荒な実の父、やっぱり織が合わないわけで、対立しはじめます。

しかしながら、いろいろと問題が起きながらも、だんだんと、お互いのことを理解しはじめます。

物語の終盤に、平凡な父が、思いもよらない行動を行います。今までなら絶対にやらなかったこと。つまりは、その破天荒は父の影響を受けて、平凡な父が自分を超えようとして思い切った行動をとることで、最後には、小さな奇跡が起きたわけです。

最後のセリフが、あまりにかっこよくて、暗記してしまいました。今でも、そのセリフを言うことができます。それくらい影響を受けたんだと思います。

その本を読み返すたびに、ときには、今までの自分では絶対に行わなかったようなことをやってみたいと思うときがあります。

確か、30代後半の、とある閏年の日、2月29日って4年に一度しかないじゃないですか。

だから、その日だけは、これまでの自分なら絶対に行わないようなことを行うと、なぜか心に決めていました。

当時の同じ職場の20歳くらい年下の、19歳の女性に告白をすることに決めていました。絶対に断れるしキモイと言われることも分かっていました。

その日に、頑張って勇気を振りしぼりましたが、もちろん断られました。そうして、それがきっかけで、わりと楽しかったその職場を辞めることにもなりました笑。

踏んだり蹴ったりで、何一つうまくいきませんでしたが、今では、思い切って行動をとって良かったと、なぜか、そう思います。

まあ女性向け性感マッサージ師の仕事も、42歳のときに始めましたが、自分にとっては、これまでの自分であれば絶対に行わなかった挑戦のひとつでした。今ではこれも、思い切って行動をとって良かったと思っています。

もしかすると、この早春スケッチブックの影響を受けて始めたのかもしれません。

 

■愛媛県女性向け性感マッサージの申し込み&お問い合わせ

 

PS.先日、作家の山田太一氏が亡くなったというニュースを見ました。ご冥福をお祈りいたします。

 

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