8Mar

僕はコーヒーが好きで、ちなみにきゅうりが嫌いなのですが、
コーヒーが好き、嫌いには遺伝子が深く関わっている可能性があるとのことです。僕の場合はコーヒー遺伝子が優位なのかもしれません。
お酒が強い、弱いというのも、下戸遺伝子によって決まるようです。ちなみに僕はお酒がすごく弱いので、下戸遺伝子が優位でないのかも知れません。
自分の性格というのも遺伝的に決定づけられているかもしれません。僕の気の弱い性格というのも、何らかの遺伝的な要素かもしれません。
また、人に好かれる好かれない、異性に好かれる好かれないなどもそういった生まれ持った要素なのかもしれない。
昔、同じ職場にいた後輩の日野くんっていう男性がいたんですけれど、彼はそんなに外見的にすごくいいわけでもなく人に気を使うわけでもないけれども、皆からすごく可愛がられていました。
僕がすごく苦手だって坂田先輩という人がいて、その人によって散々な目にあってきました。あるときに、ボールペンの位置が違うだけで、
「お前、ボールペンの位置が違うやろうが!」
などと切れてくるような先輩だったのですが、日野くんに大しては、もちろんそんなことを言うわけもなく、どんなミスをしても笑っていて優しい声をかけるのだけれど、僕が何かミスとすると、さんざん重箱の隅をつつくように嫌味をいってくる。
さらに日野くんは、同じ職場で僕が好きだった女性といきなり付き合いはじめていた。
それを知ったときには、かなりショックでしたけれどね。
まあ、彼は特に努力もなく人に好かれるといった遺伝的な要素を持ち合わせているのかもしれません。
こうやって考えてみると、何か、生まれ持ったものである程度のことが支配されているような気がするんですね。それで幸せな人であれば「ありのままで」いいのかも知れませんけれど、僕にとってはそんな「ありのままの姿」など、むかつくしかないわけです。
ある人は、特に何も努力しなくても遺伝的に上手くいくようになっていて、ある人はどんなに頑張ったって生まれ持った要素で何も上手くいかなかったりする。
それって、何だかつまらないように思えたんです。逆らったり反感したりしたくなったんです。そういった自分を縛るものを剥ぎ取ってやりたいと。
僕はこれまでさんざん恋愛に失敗してきました。そうしてつらい思いも数多く経験してきました。僕はもう誰にも愛されることがないんだろうなってそんな風にも思っていたのですが、あるときからダメな自分を努力や頑張ることによって変えてやりたいと思ったんです。
例えば、マッサージが上手になって、できる限り心地よくさせることができたのだとしたら、誰かから愛されるのではなかろうかと。
「どうすればもっと気持ちよくさせることができるのだろうか?」
ということをマッサージをしながら常に考えていきたいと思うんです。
偶然といった遺伝的な要素なのではなく、自らの手によって自分の運命を変えていきたいとそう思うんです。
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