2Jul
男性の性欲を例えるなら、火だと思います。すぐに燃え上がりそして消える。
女性の性欲を例えるなら、水だと思います。暖まりにくく冷めにくい。
男性の風俗のサービスで、「即即(そくそく)」というのがあります。僕はそういったサービスは最近利用したことがないので詳しく分かりませんが、どうやらネットで調べると、
「即なめて、即いれる」
ようなサービスのようです。
まあ、男性の欲望的には、そういったサービスを行うのは、間違っていないかと思います。
でも、同じようなことを女性がされたらどうでしょうか?
いきなり、指を入れられたとしたら、それは、ただ痛いだけどなってしまいます。
性感マッサージを行う際、僕は、女性の性感の温度というのをわりと意識をしています。
女性の感じる温度を5段階におおよそ分けるとすると、
1段階 20度 通常の状態
2段階 40度 濡れ始め声が出てくる
3段階 60度 全身が性感帯となり感じる
4段階 80度 頭が真っ白な状態
5段階 100度 沸騰するほど感じオーガズム状態
水を沸騰させるのに時間がかかるのと同様、女性の性欲を沸騰させるのも時間がかかります。
1段階から2段階へいくときに、僕はゆっくりとしたオイルマッサージを行います。
少しずつ少しずつ、温度を上げていきます。
少し感じ始めたところで、ゆっくいとフェザータッチを行います。さわさわと触る感じですね。こそばい方も多いのですが、少し感じ始めたころに行うと、気持ちよく感じる方も出てきます。
ときに、背中をなめたりすると、性的な感度がさらに上がっていきます。
3段階くらいになると、やや毛穴が開く感じがあるますね。この段階になると、だいたいどこを触っても性的に気持ちよくなります。僕はこの段階くらいになって乳首やクリをさわったり、指を入れたりします。
かなり敏感になっている状態で強い性感帯をさわられると、これまでにないくらい身体をくねらせたり大きな声を出したりなどの反応が見えます。
3段階のこのあたりが、癒された感があり、いちばん心地よい気持ちよさなのかなって思います。
初めての方でしたら、ここくらいで止めておいた方が、いいかもしれません。強すぎる快楽というのは、単なる疲労感になる場合がありますので。
さらに温度を上げていくために、有効なのが言葉攻めや複数のアプローチかなって思います。
複数のアプローチというのは、いわゆる2点攻め、3点攻めという方法でしょうか。
左手で耳をさわりながら胸をなめ、右手ではあそこをさわる、みたいな。
全身が感じている状態の中で、さらに複数攻め言葉攻めを行うと、感じすぎてだんだん頭で考えられなくなり真っ白な状態になります。理性を失っていく状態ということでしょうか。
もともと感じやすい女性ですと、もう完全に沸騰をしてしまいます。どこをさわってもイッテしまう感じですかね、。ここまでくると、もう死ぬんじゃないのかなってくらいの状態でしょうか。ここまで感じられるというのは、かなりの少数派でしょうけれど。
ときどき、深い中イキをしてみたいという依頼があります。
すべての女性をオーガズムに導けないのは、もちろん、僕の技術不足というのも問題かと思っています。
でも、もう一歩考えた場合、女性が自らがブレーキをかけて深いオーガズムに達するのを防いでいるというのもありうるのかなって感じています。
たとえばですが、僕は昔から、ちょっとした高所恐怖症でした。
それによって、困ることも多々あります。職業的にいえば高いところにたつ大工などは無理とか、あと観覧車がちょっと怖いとか(笑)
高所恐怖症によるマイナス面もありますが、プラス面を考えた場合、
「それによって危険から守られている」
ということも考えられますね。
先ほどのオーガズムの問題で、自らブレーキをかけるということによって、何かから守られている、という可能性もあるのかなっと考えたりもしています。
それはあくまで僕の仮設なのですが。
ともかく、より安全で、さらにより気持ちのよい施術というのも、これからもずっと考えていきたいですね。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。