30Jun
先日に、赤ちゃんがおられる20代女性のご自宅にお伺いしました。
その子が寝てからのご依頼ということで、わりと遅い時間に行きました。
誰かにお子さんを預けてから出かけることは難しく、ご自宅での出張性感マッサージとなりました。
ふすまはありますが、隣の部屋では赤ちゃんが寝息をたてながら寝ています。
ご依頼された女性はかなり疲れているようで、最初にゆったりとしたマッサージから開始をしました。
腰あたりがずいぶんと張っていました。
流れとしまして、軽めに身体全体のマッサージを行い、それが終えてからオイルマッサージを行います。
オイルマッサージを始める、ちょうどそのときくらいに赤ちゃんがぐずついた声を出し、とうとう泣き出してしまいました。
お母さんが立ち上がって、隣の部屋へ赤ちゃんをあやしにいきます。
僕は、薄暗い部屋で、それも名前も知らないお方の家で、赤ちゃんが泣き止むまで待っていました。
泣き止んだのかなと思うと、また泣き出し、その繰り返しでした。
特にすることがないので、いろいろと考え事をしていました。
若い女性の自宅にマッサージ師を招き入れるということは、そうとう不安だったことかと思います。でも、赤ちゃんがいるので、そうする以外には方法がなかったかと思います。
このブログを読んだり、一度、電話をして声を聴いて安心したとは言っていましたが、それでも不安だったかと思います。
もしも、マッサージを受けることを誰かに相談したとすれば、
「そんなこと絶対やめておいたほうがいい」
そういわれるに決まっています。そうして、それが正論です。
正論ですが、でも、その本質的な苦しみというのは、きっと誰も理解をしてくれない。
そんなことを考えていますと、彼女が戻ってきました。
「どうもすみません」
と謝ってきましが、
「お母さんはたいへんですね!」
と一言をいってからまたマッサージを開始しました。
しばらくマッサージをしていると、また、赤ちゃんが泣きだします。
「今日は、いつもよりよく泣きますね」
そう言っていました。
赤ちゃんも、うすうす、何かいつもと違うお母さんの雰囲気を感じていたのかもしれません。
実質、2時間ほどマッサージをさせていただきましたが、ご自宅には4時間半ほど滞在していました。
少しでも、身体が楽になり、明日からも頑張っていただけたらと思います。
PS. 7月からの予定ですが、土日祝日がメインとなります。ご迷惑をおかけしますが、ご都合があいましたら、よろしくお願いいたします。
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