25Jul
僕は昔から不思議だと思っていることがあります。
それは、子供は何であんなに日々、ワクワクしているかということで、そうしていつから大人はワクワクすることが少なくなってしまったということです。
昔、幼い姪っ子と本当に何にもない神社に連れていったことがあり、そこで何時間も遊び続けていました。それも、ずっと楽しみながら。早く帰ろうと言っても中々帰ろうとせず、ひたすら楽しそうに遊んでいました。
なんでこんな何もない神社で楽しめるのか、僕は疑問でした。
なぜ、子供はワクワクしているのか?
恐らく、
「知識や経験がないから」
だと僕は思うのです。
大人はなまじ知識や経験があるから、こんなことをやってはいけない、こんな程度で楽しんではいけない、といった先入観がすでにあり、それでやってもいないのに、そんなのが楽しめるはずがないと結論付けてしまう。
しかし、子供は知識も経験もないから、とにかく何でもやってしまう。
ちょっと想像してみてください。初めて電車に乗ったらどう感じますか?
きっと、どうってことのない電車の中を楽しめると思いませんか? 社内でカタンコトンと揺れるだけで何だか新鮮でそうして流れゆく外の景色など、ずっと楽しめるような気がする。例えそれが通勤ラッシュだったとしても。大人だったら苦痛なシチュエーションであったとしても、何も知識がないからこそ、子供たちは日々ワクワク人生を楽しむことができる。
じゃあ、大人は何もワクワクすることができないのか?
そんなことはないと思います。じゃあ、人はどんなことにワクワクするのか?
それはきっと「未知に挑戦した時」だろう。
イチローはなぜ、あれだけ輝いているのか? 才能があるのは間違いないけれども、日々、未知に挑んでいるからこそだと思うのです。
不安や恐怖があるからこそ、挑戦したその先にきっとこれまでにない歓びがある。
思い出してみても分かるでしょう。
例えば、受験。
初めての受験はきっと不安で怖かった。でもそれを越えた先に、これまで知らなかった世界を知ることができた。それは未知に挑んだから。
絶えず、僕は未知に挑んでみたい。それがどんなに小さなことだとしても。
まあ、性感マッサージというのもひとつの未知であるかもしれません。ちょっと怖いし不安に思われているかもしれません。それでやめておこうというのもいい判断だし、ちょっと体験してみようというのもそれもいいかもしれない。
とにかく、何でもいいからこれまで自分の知らなかった世界を体験してみる。もっといえば体験し続ける。
そうすることによって、大人になっても日々、子供に負けないくらいワクワクした人生を歩むことができるはずだろう。
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