31Jan
キンドルで「メンタリスト ダイゴ」の本を読んでいたのですが、
彼は小学生に入ってから8年間ずっといじめられていたとのことでした。
でも、中学2年の14歳のときに、ある事件が起こり、そこから劇的に変化した。
その事件というのは、
授業で使うナタがたまたま机の中から落ち、それを見た瞬間に彼はいじめている集団に向かって投げつけたんです。幸い誰にもあたらなかったようでしたが。
その後、数日学校を休んで恐る恐る教室に入ると、それまでとは違う視線を感じた。いじめてくるグループの態度がこれまでと明らかに違う。そうしてその後いじめられることはなくなった。
そのときに、
「ああ、なんだ、自分が動けば、周りに見えている世界はこんなに簡単に変わる」
じゃないかと気づいたようです。
これまで、いじめにあうだけだったけれど、逆にいじめっこに反撃することによって、こんなにも簡単に力関係が変わった。
いじめの苦しみに耐えるだけでは、自分の世界は変わらない。
僕が学生だったころに、いじめられている人がいて、その彼が先生に相談したら、
「卒業するまで我慢したら」
と言われていた。そこまで我慢できずに転校したところ、どうやら彼はその学校ではいじめられなくなった。
我慢が美徳なところはあるけれど、ただ耐えるだけでは何にも変わらない。何かこれまでと違う行動をとることによって人生は変わるのではなかろうかと、そんな風に思うのです。
ダイゴ氏は、あのときにいじめられたからこそ、自分を変える方法に気づいたと言っていた。
僕も、高校時代にある事件があって、そこから女性恐怖症となってしまったことがある。克服するのにかなりの時間はかかったけど。でも、そういう風になってしまった過去があったからこそ、性感マッサージ師になったんじゃないのかなって思うのです。
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