18May
女性向け性感マッサージの仕事を始めてから、ずっと考え続けているのが、
「どうすれば、より性感マッサージで女性を感じさせることができるのか?」
という問いです。
まあ料理人にしても、「どうすれば、より美味しい料理ができるのか?」
ということを問い続けているのかとも思います。
料理人の場合でしたら、まず自分が満足する美味しい料理を作るというのが、大前提だと思いますね。
言うまでもなく、自分が食べて美味しくないものをお客さんに食べさせるというのは、少なくともプロではないでしょう。
ただ料理は自分で食べられても、整体や性感にしても、自分で気持ち良くすることはできませんので笑、あくまで自分が、
「こういう風にマッサージや施術されたら気持ちいいだろうなあ」と想像をしながら、お客さんに施術するってことになってしまいますね。
時々ではありますが、整体やマッサージを受けに行くことがあり、そのときに意識しているのは、「自分が気持ちいいと感じたときに、施術者はどのように施術しているのだろうか」ということを考えながら施術を受けていますね。
ただ、その施術がとても上手い方でしたら、気持ち良くなってきて、頭がぼおっとして、結局、考えることが面倒になり、ただただ気持ちいい施術を受けてきたってことになります。
失礼ながら、あまり上手ではないマッサージ師を受けたときには、しっかりと意識があるので、(ああこういう風な施術をすると、あまり気持ちがよくないんだろうなあ)って考えながら施術を受けるときもありますね。
そういえば、先日、久しぶりに、メンズエステってところに行ってみました。それはどんな施術かといえば、オイルマッサージに性的なサービスがある店のことですね。
オイルマッサージに関しては、正直、微妙な感じでした。というのも、その女性に聞いてみたら、施術の研修というのは、3時間ほどだったようでした。
まあ、さすがに3時間ほど練習したくらいで、オイルができるようになるというのは、あまい考えだと思いますが、
ただその女性は、性的なサービスにしては、まずまずの上手さでした。
その女性は、ねっとりと身体全体を舐めてくるんですね。
耳あたりも、ねっとり舐めてきますし、乳首周りも、これでもかっていうくらいに、ねっとりと舐められてきました。
僕は、あんまり女性に対して、ねっとりと舐めるってことは、クンニ以外ではなかったので、ちょっといい勉強になりました。
自分が気持ちいいと思うことを相手にもやってみる。
これは大事だと思いますが、それだけが正解ではないのかとも思います。
お客さんの性的志向を少しでも分かろうとする、ということが大切なのかとも思います。
例えばですが、
あるお客さんは、アナルだけを攻めてほしい、という要望がありました。
あるお客さんは、ひたすら罵声や悪口を言われ続けたい、という要望もありました。
あるお客さんは、お尻をひたすら叩かれ続けたい、という要望がありました。
もしそれを標準として行っていたら、正直、怒られるかと思います。(中には、開発されて新しい扉を開く場合もあるかもしれませんが。。。笑)
という風な感じで、どうしたら気持ち良くなるかというには、そのお客さんにあった施術を行うということが大切な考え方でもありますね。
因みにですが、どのようにしてほしいのか、分かっているお客さんもいらっしゃれば、それが分からないから性感を受けにきているんだよって方もいらっしゃるかと思います。
その場合に、ひとつ言えることがあるとすれば、経験するしかない、ということかと思います。
例えば、ラーメンを食べるときに、塩や味噌、しょうゆ、豚骨というのがあると思います。僕は基本的には、味噌が好きなのですが、それは何故かといえば、それらのラーメンを全部食べて経験をしたからですね。
不味さや美味しさ、色々な味を経験して、そうして自分に合うものは何か、ということが分かってくることも、あるんじゃないのかなって思います。
PS.因みに、冒頭ににあった、「どうすれば、より性感マッサージで女性を感じさせることができるのか?」という答えがあるとすれば、
それは、その性感の仕事を続けている間は、ずっとそのことを問い続ける、という終わりのない終わりというのが、正解なのかとも思います。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。