14Jul
例えばですが、
「赤ちゃんにスキンシップを全く与えなかったらどうなるのか?」
そんな無茶な人体実験をした方が、800年前くらいの権力者にいたそうで、実際には50人くらいの赤ちゃんを奪って代わりに育てて、ミルクや食べ物は与えるけど、スキンシップなどを一切与えなかったそうです。
それでその実験結果としては、たった1年間も生き延びる赤ちゃんは、いなかったようでした。
このことから、赤ちゃんにとって、スキンシップがないということは、命に関わる重要な問題であることが分かります。
まあ今だったら、言うまでもなく人権問題になろうかと思いますね。
ただ、今の日本において、人権問題というのが、何となくいきすぎている感もあるような気がします。この前に新聞を見ていたら、「なんで女性が花束を渡すの」みたいな人権問題の提起があり、確かにと思う反面、個人的な見解ですが、僕のようなおっさんから花束もらうよりは、女性の方がいいと思うんですが、それも今では人権問題なんだろうなって思います。
では、大人にとって、スキンシップが大事かどうか必要かどうか、という問題があるのかなと思います。
大人であっても、スキンシップすることで、ホルモンが分泌されるということが分かっています。
さまざまなホルモンに影響がありますが、特に幸せホルモンであるオキシトシンというのも、ハグやスキンシップで分泌されることから、心が安定して生きていくためにも、やっぱり肌の触れ合いというのも、時には必要なのかもしれませんね。
これも少し余談ですが、高校生くらいのころに、同じクラスの女性に彼氏ができた方がいて、確かに綺麗になっていたような気がしました。それは多分、女性ホルモンの影響なのかなって今では思ったりしましたけれども。そんなときに、どうしようもない男たちが集まっては、「あの子、彼氏としているよね」みたいなことを言っていたようなことも思い出してしまいました。
自分が高校生のころは、とにかく、どうしようもないくらい不安だらけでしたね。たぶん、いろいろなホルモンの分泌がうまくいっていなかったのかもしれません。今は、昔ほどの不安に陥ることがないんですが、その理由としては、整体師として日々、人の身体に触れ、だからこそオキシトシンのようなホルモンが分泌されているのかとも思います。
先日、性感マッサージの依頼のときにお客様から、
「20年くらいずっとセックスレスでつらい」ということを語ってくださいました。不倫でもしようかと思われたくらいで、でも社会的な立場もあるということもあって、それがどうしてもできなかったようでした。
いろいろと迷った挙句に、「マッサージがメインならば」、ということで依頼をしてくださいました。
マッサージをされているだけなのに、濡れてきたこともあり、
「あそこは、もう乾ききってしまって、そんなに、びしょびしょになるほどの液がでるとは思いもしなかった」
と言っていました。
最後は、希望もあったことから、長めのハグを行いました。「なんだか涙がでるくらいうれしかった」と感想を言われ、そんなったいない言葉をかけていただき、だからこそ僕も救われていることを有難いほどに実感させていただきました。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。