8Jul
今年は、かなり早く梅雨があけたこともあって、今のところ水不足が心配されるようですね。
因みに今から約4年前は、そんな真逆の、大雨が続いていました。
平成30年の7月ごろ、30代の方から性感マッサージの依頼がありました。その方を仮にAさんとしまして、彼女とは幾度もメールのやり取りを行い、それなりに施術を楽しみにしてくださっている様子でした。
そうして施術の当日。天気予報は大雨で、後に西日本豪雨と言われるほど観測史上例のないほどの豪雨でした。
そういうこともあり、Aさんから、「楽しみでしたが大雨で危険なので、後日に施術を受けたいです」との旨の連絡がありました。
キャンセルの連絡があって、家の中でのんびりしていたら、別の方から連絡がきました。
「大雨ですが、今日、施術ができませんか」と。
ぜひとも本日に施術を受けてみたいらしく、仮にそのお客さんをBさんとしまして、どうも仕事の関係で、もうすぐ関東の方に引っ越さなければならず、今日以外の日の施術はおそらくできないとのことでした。
何かの縁かとも思いまして、施術を受けさせていただくことにしました。
場所は、Bさんの自宅。
大雨の中で少々迷いながら、何とか、たどり着きまして、近くのコインパークに車をとめてBさんのマンションへと向かいました。
わずかな距離を歩いただけでも、ずぶぬれに濡れてしまい、玄関に入るとすぐにBさんがバスタオルを貸してくれました。
少し濡れた体のままBさんの部屋に入りまして、お茶やお菓子をいただきながら、色々と詳細な話を聞きましたが、なんだか切なくなってきましたね。
というのも、彼女は上司との不倫がばれそうになったことで別れることとなり、そうして職場にいづらくなったこともあり、自ら転勤を希望した様子でした。
まあ、まだ20代後半でしたので、これから幾らでもいい出会いはあるのかなって思いますね。
そんなこんなで、施術後もいろいろと話し込んでいたら、帰る時間が結構遅くなってしまいました。
大雨の帰りの車の時に、カーラジオを久しぶりに聞いたのですが、そのときのアナウンサーが、
「今日のニュースは、オウムと豪雨」
どうも、その日にオウム関連の方々の刑が執行されたようで、そのことのニュースと、西日本豪雨の状況を、「オウムとゴウウ」と奇妙な言葉の韻を踏みながら繰り返しニュースとなっていました。
そんなラジオを聞きながら大雨の中で、四苦八苦しながら、何とか家に帰ることができました。
因みにその後。あれだけ楽しみにされていたAさんからは、一度も連絡がなく、結局のところ、この4年間、お会いすることは叶いませんでした。
もしも、あのときの大雨がなかったら、きっとAさんと出会えていて、そうしてBさんと会うことは二度となかった。
そんなことを考えると、出会いというのも、何かの縁のようなものを感じました。
因みに余談ですが、
僕の数少ない友達が東京に住んでいるのですが、その彼が、西日本豪雨のボランティアに参加するため、はるばるやってこられていました。
その友人は、豪雨のボランティアを通じて、そこで出会った女性と仲良くなり付き合いはじめたようで、しばらく愛媛と東京間の遠距離恋愛をしていたようでしたが、すでに別れたようでした。
そんな友人も、ボランティアの功績が認められたのか、今では某政治団体の職員として就職し、もうすぐ行われる参議院議員選挙とかで忙しい様子ですが。
話は戻りまして、
こういうマッサージをしていますと、仕方がないことですが特にキャンセルは多いなと思うことがありますね。
もちろん、急に仕事が入ることもありますし、生理になることもありますし、小さな子供が体調崩すこともあることかと思いますので、もちろん、大切なことを優先していただけたらいいんです。そのことに関しては事情の連絡さえあればいいんです。僕だって、どうしようもない事情があるかもしれませんので。
ただ、キャンセル後の連絡が、Aさんのように、ほとんどないのが、ちょっと寂しいなと思うわけですね。
そういえば、最近、ちょっとした嬉しいことがありまして。
それは、これまでに7回ほど受けてくださった20代のお客さんですが、キャンセルも非常に多くて、おそらくは20回以上あったのかと思います。さらには、ドタキャンで、まあ、用事があるのはいいのですが、せめて連絡くらいしてほしいなあと。
その方は、いつも自宅で施術を行うんですが、部屋に行ってチャイムを鳴らしても何も返答がないときがありますね。
ドタキャンが連続で3回くらい続いて、もう無理かなと思っていたら、それでも依頼があるから受けるんですが、その時に、まるで何もなかったかのように施術を受けてくださるんですね。
それに加えて、施術後に今払えないので、つけ払いにしてほしいといわれたので、後日でいいという約束をしたら、結局、約束通りに払ってくれることはなく。
で、そんなこともありながら、つい最近久しぶりに「予約したいです」という旨の連絡があって、なんだか嬉しくなりましたね。色々あったにせよ、僕の施術を受けたいと思ってくださることが、悦びのようにも思えたんです。
まあ、でも毎回不思議だなと思うことがあって、僕の施術は標準で90分なのですが、たいてい半分の45分くらいでいいと言われましてね。もしかしたら施術が気に入られていないのかと思いきや幾度もリピートしてくださいます。
さらには、その時間の半分くらいをクンニしてほしいと言われまして、さまざまな体位でのクンニが希望され、バックで舐めたり騎乗位で舐めたり横向きで舐めたりと普段ほとんど行わないこともするので、ちょっとだけその方のおかげでクンニは上手になったのかもしれません。ありがとうございます。
因みに若くておきれいな方で、彼氏もいるようなので、別に僕に依頼されなくても、いくらでもそういうクンニ相手はいるようにも思えましたね。
まあ、それにしても、自宅も分かっていてドタキャンを繰り返して施術代のつけも払わずとのことなので、他のセラピストだったら怒るかもしれないので、若干、気を付けた方がいいのかなっと。
それでも、忘れることなく僕の施術に興味をもって依頼してくださることを嬉しく思っています。
PS.「わたしは雨女です」と、自分からそうおっしゃるお客さんがいまして、確かに、これまでのその方の依頼はすべて雨でしたが、僕は偶然かなって思っていますね。
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