15Mar
以前は、性感マッサージの施術の前に、お客さんの手相を積極的に見ていました。
手相というのは、占いというよりは統計学なのかと思っています。
「こんな線のある手相の方は、こういう傾向があろうか」という多くのデータを集めてきた結果、今の手相というのがある、という、あくまで僕の認識です。(さまざまな諸説がありますが)
手相で、特に有名なのが、健康線、感情線、頭脳線(知能線)、運命線でして、あと手の平には、丘というのもあり、木星丘、太陽丘、土星丘などがあります。
例えば、手のひらの太陽丘のところに太陽線というのがあるのですが、その線がしっかり出ていると、社交的だとかの判断があったりします。
たぶん手の丘というのは、ある意味、宇宙とつながっているという風な考え方からでしょうか。
まあ、そういった線や丘が、本当に正しいかどうかは分かりませんが、ほとんどの手相の本などに書いているので、とりあえずは、そのことを基本的に考えながら手相を見ていたりします。
あと何となく、手の出し方でも、その方の性格の傾向は出てきますね。
例えば、ぱっと両手を大きく広げて見せようとする傾向は、あまり自分に隠し事がない方とか、わりと外交的なのかなと考えたり、逆に、こっそり手を見せようとするのは、隠し事があったり消極的であったりだと感じることがありますね。
そういえば、「手の内を見せる」という言葉がありまして、その意味は、「心の中で考えていることや秘密にしている計画などを相手に明かすこと」ですね。
因みに女性の方が、手相を見てほしい方というのが多くて、男性の方は少ない傾向があります。
それは、恐らく女性は、
「誰にも言いえない、自分の胸の内を聞いてほしい」
という願望があり、
男性は、あまり心の中をさぐってほしくないという傾向があることと関係しているのかなって思います。もう少し深ぼりすれば、男性の方が、
「心の中をさぐってほしくないけれども、言葉にせずとも察してよ」
という願望があるような気がしますね。
そうして、ここから本題ですが(あいかわらず前置きが長い!)、
むかし、30代くらいのころに、カウンセラーやセラピストにあこがれて、そういう教室に幾年か通っていました。その流れで手相やタロットを学んだりしていました。
ただ、今から13年くらい前の、35歳のときに、体と心が壊れてしまって、数年間、養生することになった結果、その道を諦めてしまいましたが。
そのときに学んだセラピーなどは、性感を行う上でも、役にたったことも多かったように思います。
というのも、性感に受けにきてくださる場合において、どちらかといえば、気持ちよくなりというよりも、悩みの方が先にあったように思うんです。
少し余談ですが、
僕が20代のときに、酔っぱらった女性で、本坂さんという会社の先輩が、ふと、
「ときどき、道で歩いている男性のちん〇んが、どんな形なのか見たくて仕方がないわ」
そのように、僕に語ってくれたとき(僕だったら、いつでも見せますよ)と、ちょっとドキドキしながら聞いていました。
しかしながら、その先輩から、僕に「〇んちん見せて」と言われることもなく、しばらくしてから退社をされましたが。
そんな感じと同じように、僕は誰かの手相に興味があって、「その人が、どんな手相をしているのだろうか」ということが気になっていた時期がありました。
あくまで僕の考えですが、手相というのは、例えば30歳の方がいた場合に、その30年の人生の物語が、何も隠されることがなく、まるで、丸裸のごとく手相に表れると思うと、ちょっと興奮してしまうわけですね。
僕の趣味も兼ねて、手相を見ていましたし、それで喜んでくれた方も多分いらっしゃったので、お互いがウインウインだったかと思います。たぶん。
しかし、いくら興味があっても、僕にそれほど手相を見るセンスがあるわけではなく、ばっちりと当たるわけもなく、うさんくさいと思われてしまう、そういう理由から、今では、性感の施術前において手相を見ることはしなくなりました。
そんなとき、お客さんの方から、「手相を見てくれませんか」と言われたとき、そう言われたときに、
「仕方ないですね。あんまり当たらないですよ」
トラブルにならないようにそう伝えてから、興味津々で見るのかなって思います。
PS1. 最近、テレビを見ていて、ふと、プー〇ン氏は、どんな手相をしているのだろうか、と気になって手のひらを見ようとしますが、なかなか、手の内を見せないですね。
PS2.だんだん、暖かくなってきて、「性感マッサージ日より」になってきたのかなって思います。
PS3.ちなみに、ブログにある「〇」には「ち」が入るようですね。もしよかったら確認のため読み返してみてください。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。