9Jul
僕は、職業柄、
「どうすれば女性が気持ちよくなるのか?」
ということを常に考えています。
誰かに趣味は何ですか?と聞かれたときには、
「女性を気持ちよくすることを考えること」
と答えそうなくらいに考えてはいます。
もちろん、そんなことは誰にも言えませんが。
まあ、女性を気持ちよくさせようと考えた場合、必ずたどりつくであろう答えのひとつに、「フェザータッチ」があります。さわさわするような触り方ですね。
もっと専門的に書くとすれば、アダムタッチなのかもしれません。
・アダムタッチとは
手のひらを肌に対して2cm浮かせ、5本の指だけをそっと肌に置き、秒速5cmで動かす愛撫方法。5本の指先は等間隔を保ったまま、指先が皮膚に「触れるか」「触れないか」という繊細なタッチを繰り返すものです。
アダムタッチを極めれば、女性にそうとうな性的な快楽を与えることができます。
ただ、純粋なアダムタッチは、かなりこそばいので、たいていの女性はそのこそばさに我慢できないかとも思います。そのこそばさを快楽に変えることができたとき、これまでにないエクスタシーを感じるのではないのかと思いますので、彼女さんがおられる場合には、根気よく繰り返し試してみることが大切です。
そもそも、なぜ優しく撫でられると気持ちがいいのか?
その問いに、「触れることの科学」という本に答えが書いてありました。
最近の科学で分かったこと。それは人間の肌には、「撫でられて心地よい」という感覚のためだけのセンサー「C触覚繊維」というものがあります。肌を秒速3~10cmの速さで撫でられると「C触覚繊維」を通じて脳に心地よいという信号が伝えられるということ、です。
ちなみにですが、人が肌から触覚を感じ取るものに、
・マイスナー小体(速度検出)
・メルケル受容体(刺激の強度、圧力を検出)
・ルフィ二終末(皮膚のひっぱり加減を検出)
・パチニ小体(皮膚上での振動と圧力を検出)
という皮膚に感じるセンサーあります。
秒速10cm以上のスピードで肌に触れると、C触覚繊維が作動せず、マイスナー小体が感知するため、あまり気持ちよく感じられないということでしょうか。
では、なぜアダムタッチが気持ちいいのか?
秒速5cmの速度で肌を触ることによって、C触覚繊維が作動し、脳に「心地いいですよ」という合図を送るからです。
C触覚繊維というのは誰もがもっている肌の機能ですので、いわば、ゆっくり優しく撫でられて気持ちいいというのは、もはや、本能が求めているであることかとも推測できますね。
秒速5cm-それは桜の花びらの落ちる速度。
そのスピードで肌を優しく愛撫してあげると、気持ちがいいわけです。
ということは、秒速5cmでゆっくりと背中をなめてあげるというのも、C触覚繊維が作動して気持ちいいと思います。
さらに、優しく背中をゆっくりとなめながら、右手ではフェザータッチで秒速5cmで優しく撫でてあげる。性感マッサージに慣れてきた方には、そういった技の刺激も気持ちいいのではないのかなって考えています。
ゆっくりと優しく撫でてあげる。特に背中あたりが気持ちいいんじゃないでしょうか。仮にセックスレスの夫婦でも、それくらいのことはしてあげられるのかなって思います。
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