8Dec
僕の基本的な性格は、シャイで恥ずかしがりやだと思います。いい歳したおっさにも関わらず。
ちょっとした些細な失敗で、穴があったら入りたいほどの、
「恥ずかしい」
と感じます。もう、誰も覚えていないことで、すでに終わったことに対しても、ふとあのときのことを思い出し、身震いするほどに、
「恥ずかしい」
と、人がいるときには心の中でそう唱え、誰もいないときには、小さくも声に出してしまったりします。
そういえばこの間、身震いするほど恥ずかしがっている姿を人に目撃され、さらにその姿が恥ずかしいと感じてしまった馬鹿な自分がおります。
こんなへんてこりんな性格は、たぶん、14歳くらいからずっと続いているようなそんな気がするんです。
そのころ中学生の時、友人にエイタくんって方がいたんですけど、
その彼が同じクラスでいちばん人気の女性に告白をしたんですね。でも、ダメだったんですよ。そのことがクラス全員に知られてしまい、みんなから、
「お前には無理じゃね」
みたいな感じで笑われていたし、僕もみんなの前では彼を笑っていたけれど、本心としては、自分の思いを告げられてすごいなって思っていたんです。
同じクラスの女の子も、隣のクラスに好きな男子がいて、告白したけどダメだったんです。そのことを知った人たちは笑ったりしていたんですけど、
「お前、あの男子に告白して振られたんだって?」
そう意地悪く誰かが言ったときに、
「言わんといて。わたし泣いたらいかんのに」
そういって涙ぐみその女子は泣きそうになっていました。きっと泣きたくなるほどに好きだったのでしょう。
実は、僕、その女子のことがひそかに好きだったんです。すごく可愛い子ってわけでもなかったけど、それなりに話をして楽しかったし。でも、中学生の僕が好意を告げることなどできるはずもなく。
好きな人に「好き」と照れながらも言える勇気がほしいって、そのころから思っていました。
高校になって好きな人がいたけど、結局、何もいえなかった。大学生で20歳になっても一度も告白などできなかった。
でも、こんな僕でも人生で一度や二度くらい(正確には二度)、
「結婚してください」
と言ったことがありますが、これも思い出すだけでも恥ずかしい。残念ながら結婚にいたることはありませんでした。
先々月くらいに、お見合いパーティで知り合った女性と、カフェに行ったり映画に行ったりしたんですけど、隣に女性がいると思うだけで、ちょっと緊張していたんですね。ただその女性もあんまり男性慣れしていないこともあり、つまらないデートであろうとも誘えば必ずといっていいほど来てくれました。
たぶんですけど、ホテルに誘えばきっと行くことができたと思いますが、体の関係などなく別れました。
結局のところ、恥ずかしがりやの性格って30年以上続いているけど、一向に治る気配がないんです。そうなると、もう結婚は無理かな。最近では、女性に告白することなどできそうにもない。仮にすごく好きな人ができたとしても。
別にクリスマスに彼女がほしいってこともないけど、ただ街の雰囲気でさびしい気分になったりすることもありますね。
でも、なぜか性感マッサージを行っているときは、恥ずかしさも緊張することもまったくないんです。仮に、彼氏が見ていようとも、複数の人がいようとも、まったく恥ずかしくも緊張することもないです。これまで数千人くらい整体で人の体を触ってきた自信があるのかも知れないし、マッサージが本当に好きなことだからかも知れないけど。
もっといえば、夢中になっているときは、そんな恥ずかしい感情など、どこかに行ってしまうってことなのかも知れない。
PS.とりあえずですが、今月に入ってほとんど毎日筋トレを行っています。まだまだお腹は出ているのですが、ちょっとずつ引き締まってきた感じ。1年くらい続けてみれば結果は変わるかなって思います。性格は変えられないかも知れない。でも変えられる部分、それは仮に小さくであっても、自分を少しずつ変えていきたい。
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コメント
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恥じらいが出せる人はすごいです。
恥じらう方は、慎重だし、大切にされてる気がします。羨ましいかぎりです。
わたしは異性に恥じらいを出すのが地球がひっくり返るほどこわいです。
ひとりひとり、ちがっていて、不思議なものですね。
コメントありがとうございます。
ひとりひとり、違っていて、不思議ですね。
だからこそ、面白いのかもしれません。