24Sep
2年半くらい前かと思いますが、「絶対に中イキをしたい」という強い願望のある依頼がありました。
そこで、僕としての回答は、
「絶対ということはないのですが。それでもよければ」
とお答えをして、しばらくしてから正式な依頼がありました。
初回にお会いしたときに、いろいろと話をして、
「今まで気持ちよくなったことがない」
「いったことがない」
そうおっしゃっていました。
実際に性感マッサージを行い、その感想としては、「気持ちよかったけど、いかなかった」
とういうことで、「今後はどうしますか?」という話をしていくうちに、「絶対にイキたい」という気持ちが消えず。彼女がイクまで施術を続けることになりました。
その後ですが、一回お会いして安心してくれたのか、次回からは一人暮らしをしているお客さんの自宅で施術をすることとなりました。それでホテル代は節約できます。
それにしても、その彼女はあまり感じない方だったので、僕もどうしていいのかわからず困っていました。しかしながら、時間だけはたくさんあったので、話をしながら、こうすればいいのではないのか、などと、とりあえず思いついたことを、いろいろと試してみることにしたのです。
例えばですが、妄想というか、いやらしいことで頭をいっぱいにするため、女性のエッチなコミックや本をまず読んでからセッションを行いました。
ちなみに、2回め以降は、性感マッサージの施術を少しかっこうつけて、「セッション」と僕が勝手に呼んでいました。
あと、お客さんからは、僕のことを「先生」と呼んでくれました。
これまでの人生の中で、先生などと呼ばれたことがなかったので、なにか、その言葉だけで興奮をしたことを覚えています。
それから、二人三脚で、
「中イキのための厳しいセッション」が始まったのです。
セッションの行う時間にしても、いつがいいのか、を試してみました。
昼がいいのか、夜のほうが感じやすいのか、などなど。
確認したところ、夕方くらいがいちばん感じるのではないのかなってことでした。
あと、女性ホルモンの影響もおそらくあるかと思います。
人によっては、生理前が感じやすいとか、いろいろあろうかと。
理論的には、排卵前がいちばんイキやすいのではと考えてはいますが、もちろん、個人差があろうかと思います。
月に2、3回ほどのセッションを繰り返し、6回めくらいでなにか「おや」っと感じるようなことがあって、8回目くらいのセッションでようやく深くイクことができたようです。
コツとしては、頑張るというよりは、体に身を委ねるという感じでしょうか。
快楽を得るのに、頑張る必要はないということでしょう。
それ以降も、幾度かマッサージを行い、毎回、深くイクわけでもないけれど、一度体験をしたせいか、それほどのこだわりがなくなったかのように思います。
結局のところ、半年ほど頻繁にセッションを行い、ある日、突然な別れのときがきました。
「結婚が決まったので」
と、その一言で、これまで行っていたセッションの終焉を迎えました。
ここからは、少し僕の想像ではありますが、
ある程度、その彼との結婚が決まっていて、それまでの間に、なんとかして中イキを経験したかったのではないのかなって考えています。
「今まで感じたことがない」
という彼女の言葉から考えるに、彼氏はそれなりに蛋白で性に対しては物足りなさがあったのかもしれません。そんな中で結婚をしてしまっては深くイクという経験ができそうになく、そこで「絶対に中イキがしたい」という依頼があったのかなっと。
もちろん、単なる僕の想像なのですが。
まあ、彼女の体は、これまで以上に感じやすくなったので、彼とのときも、より感じているのではと思ったりします。
半年ほど頻繁に一緒にいたので、彼女からの連絡がなくなったときには、寂しいというか少しロスがきたような気がします。しばらくは依頼を断りたいほどのロスだったのかもしれません。
それから、2年くらい経過して、
久しぶりに、その彼女からの依頼メールがありました。
その内容としては、ご主人が出張へ行くので、きてほしいのとのこと。足がむくんでいるので、足つぼをメインにしてほしいとのとでした。
ぜひ、僕としても久しぶりにお会いしたかったのですが、用事があって、結局、会うことは叶いませんでした。
メールしかしませんでしたけれど、なにか楽しそうに生活しているようで良かった。体験談に関しても、懐かしいからぜひ書いてほしいと、頼みのしないのにそう言ってきました。
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