11Feb
先日の依頼では、「悩みだけを聞いてほしい」というのがありました。そのお客さんは、さまざまな生きづらさを抱えておられるようでした。
マッサージ師の僕としましては、何となく、話だけ聞いて終えるのは申し訳ないような気がしたので、「肩回りだけでもマッサージしましょうか」と聞くと「お願いします」と言われたので少しだけマッサージを行いました。
話は変わりまして、
昨年末くらいに、「セクシー田中さん」というドラマを見ていました。
セクシーということでエロっぽいドラマなのかなと思って期待していましたが笑、まあ確かに派手な衣装でベリーダンスを踊る姿はセクシーでしたが、そういうふうな話というよりは、どちらかというと登場人物の皆さんは、何らかのこの世界での生きづらさを感じているようでした。
女性の主人公の田中さんは、自分をうまく表現できない様で、会社でもまったく目立たない存在ですが、夜は派手な衣装をまとってベリーダンスを踊っていおり、ベリーダンスによって自分が救われているということを語っていました。さらにこの話は、女性の生きづらさだけでなく、男性の生きづらさというのも描いていた作品だったかと思います。
きっと、この原作者が、いちばん生きづらさを感じていたんだと思います。いろいろな目にあって、自ら命を絶たれていたというショックな出来事でした。
そういえば、ずっと以前に、B型といわれる障碍者施設の職員として働いたことがありました。そこには、主に自閉症の症状を抱えた方がおられました。
彼らは、言葉を話すことができず、また読むこともできない方が多かったので、コミュニケーションというのをほとんど取ることができませんでした。
だから、すごくストレスを抱えておられたと思います。
ときどき、そのストレスから自傷行為というのを行うときがありました。
壁に頭を叩き続けたり、自分の顔を自分で思いっきり殴ったりと、見ている職員がハラハラしていました。
でも、日々観察をしていて、ひとつだけ分かったことは、「自分を傷づけることはあっても、他人に殴りかかったり傷つけたりするようなこと絶対にしない」ということでした。
そこに、すごく優しさを感じてしまいました。
この世界の頭のいい詐欺師たちは、自分だけは傷つけず、他人は思いっきり傷つける姿を見ると、どっちの方が健全なんだろうかと考えさせられることが当時ありました。
また少し話が変わりますが、最近見ているドラマで、面白いなと思ったのが、「不適切にもほどがある」というテレビドラマです。
主人公の男性が、令和の時代から、昭和にタイムスリップをするという話です。
見ていて、なんだか懐かしさというのが感じました。
例えば、野球部のケツバットとか、監督がミスをした選手に金属バットでケツを叩くという行為ですね。令和の今、それをやったら監督はクビになると思います。
でも、当時は当たり前でした。それと、「練習中に水を飲んだらバテるぞ」というのも昭和でしたね。今では、水を飲まないと身体が危険ということが周知の事実となっています。
あと、バスの中での喫煙シーンもありました。そういえば、昔は、どこでもタバコを吸えていましたね。(因みに、僕はタバコを一本も吸ったことないですが)
まあ、昭和の時代というのは、おおらかで今から思えば笑えることが多いですが、でも僕は昭和の時代よりは、今の令和の時代の方が、まだいいかなとも思います。
たぶん、昭和の時代に女性風俗は少しはあったと思いますが、偏見もあったりして難しかっただろうとは感じますね。
PS.少し前に某男性大臣が、某女性大臣のことを「おばさん」と言ったことを叩かれていまして大炎上していました。(内容的には褒めていましたが)そのときに「昭和のおじさんは、これだから」と、言っていた人もいて、その「おじさん発言も」コンプラ違反ではという意見もあり、なんだかなあって思いました笑。
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