9Sep
最近、読んだ本に、「軌跡のホルモン・スイッチ」があります。
「幸せを感じる」「やる気がある」など、そういう感情というのは、ホルモンが影響しているということで、
つまり、「モチベーションが上がらない」「やる気がない」というのは、本人の問題というよりは、ホルモンの問題です。
さらには、ホルモンのスイッチを押すことにより、やる気が出たり、もっと幸せになるということです。
そうして、この本には、そのホルモンのスイッチの押し方が掲載されています。
やる気がない場合の多くは、脳内ホルモンの「ドーパミン」が不足しているということがわかっています。
この、ドーパミンが分泌されることができれば、人間やる気を出して、楽しく生きることができます。
この本には、
「ドーパミンは、生きる意欲を作るホルモンです。楽しい経験や刺激的な経験をすると分泌され、達成感や快感、爽快感、喜び、感動などをもたらしてくれます」
と、書かれていました。
さらには、
「平穏無事な生活を続けていくと、脳内のドーパミンが減ってくることがわかっています。人は、変化のない生活だと、退屈に感じます。」
とも書かれています。
では、どうやったらドーパミンが分泌されるのか?
そのひとつの方法として、「未知なる恐怖心」を体験する、とも書かれています。
たとえば、これまで経験のなかったマラソン大会に参加してみる。
初めての経験だと、とても恐怖を感じてしまいます。
しかし、その恐怖を感じながらも、ほんとうにマラソンを完走したときには大きな達成感を得て、そのときにドーパミンが分泌されるようです。
ただ、このドーパミンというのは、貯めることができないので、それを求め続けるということが必要です。
この本を読む以前から、「性とホルモンの関係」というのは、多大なものがあると考えていました。
多くの女性が求めている、中イキに関しても、このドーパミンが鍵を握っています。
中イキというのは、どういう状態かといえば、脳内にドーパミンやエンドルフィンといった脳内ホルモンが充満している状態だと考えています。
さらには、近年、問題になっているセックレスに関しても、このドーパミンが大きく影響しているものだと思っています。
まあ、この本というのは、ホルモンに関しての入門書みたいなものなので、今後とも、さらなる深く学んでいく必要があるのですが。
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