10Nov
小説の「何者」を読み、そうして映画を見に行きました。
この映画はきっと賛否両論があるかと思いますが、僕はラストあたりで泣きそうになってしまいました。
昔から時々思っていたのですが、ネット時代になってからますます感じるのが、批判する方が何だか賢くそうしてかっこいいと、そんな風に思うときがあります。頑張っている人を見下している人のほうが何だか素敵に思われたりしている。
たとえば、野球で無様に三振した選手を遠い観客席で「あいつまるでダメだな」などとあざ笑うかのような感じで上から見下すように見ている人たちが偉く見えたりする。
そりゃあリアルな恐怖も何もないような安全地帯にいれば好きなように言うことができる。せめて僕は三振した選手を笑う側よりも三振して笑われる側でありたい。
何者かになろうとするならば、きっと恥ずかしい思いや批判を乗り越える必要があるように思える。たとえば漫画家になろうとして完璧な作品を書こうとすればするほど筆が進まない。そんな場合、どんなに下手でもいいから、10点や20点でもいいから、作品を書き続け、これはダメだと批判されながら、それでも書き続けた先に、何者かになれるのかもしれない。
僕も、何者かでありたい。
そうなるためにも、僕はただこうしてブログを書き続けている。きっとこいつは頭が悪いのだろうなって思われることを覚悟の上で、あえて恥ずかしいことを書いている。
ただ何者かでありたいがために。
PS.11月10日ですが、17時から西条市で性感マッサージの予約が入りました。東予あたりなら12時や13時からでもまだ予約が可能です。10日の朝はモーニングでコーヒーとパンを食べながら読書をして、昼からはひとりカラオケ。そうして性感マッサージを行います。何か素敵な休日になりそうです。
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