1Nov

小学生くらいから、何となく道に迷うな、とは感じていまして、きっと大人になれば、それは克服できると信じていましたが、まったく克服できず道に迷い続けて、ただ、そんな中で近年は、グーグルマップの神アプリのおかげで、何とか道に迷わずに生きてこれました。
先日、東京へ行った時のことですが、
ふと、せっかくだから「アダルトショップへ行かなければ」と思い、検索してみると、徒歩10分ほどで、SMショップがあることが分かり、
「さすが東京、こんなところにそんなショップがあるんやな」
と思って、そこは行くことに。ただ徒歩で行くのは、少々分かりづらく、アプリから「北西の方向です」と言われても、どっちが北西かが分からない。そもそも、北がどっちかもまったく分からない。
徒歩10分のはずが30分ほどかかって、ようやくSMショップに到着しました。そこは、それほど品数が多いわけでもなかったですが、なかなか雰囲気のある店でした。
そういえば、SMで思い出したのですが、以前にあるお客さんが、
「ろうそくって気持ちいいんですか?」
と聞かれまして、
「さあ、僕は気持ちいいとは思いませんが、まあ、ある程度身体を感じさせていから、背中に、そっと、ろうそくを垂らすと、もしかしたら気持ちいいかも」
と伝えると、そのお客さんは試してみたいようで、そこで、ろうそくを買う約束をしまして、アマゾンにて購入しました。
その後は、なかなかタイミングが合わずに来られることもなさそうなので、いまだカバンの奥底にろうそくが眠っています。そこでもしも、ろうそくに興味がありましたら、
「ろうそく希望」
と言ってくだされば、ろうそくプレイを行いますね笑。
話は変わりまして、
そういえば、20代のころ、ふとボランティアに目覚めたことがありました。
友人の中野くんの結婚が決まり、その馴れ初めを聞きますと、どうも、お互いがボランティアで知り合ったことを知り、そこで僕も、出会いを求めてボランティアを行ったことがありました。
意気込んでボランティアに行ったのですが、人見知りの僕はなかなか、みんなと馴染めず、そんな中で、実(みのる)くんとは仲良くなっていました。
彼はイケメンで頭もよく、名門の関西大学の中退のようでした。
かなり物覚えがよく、人の名前は絶対に忘れない、また、一度いった道も忘れないようでした。
実くんと一緒に、いろいろ行くことがあったのですが、道を間違えるたびに、
「うーわ、うーわ信じられへん」
と、うるさく言ってきました。
そんな実くんにも、弱点がありまして、それは、極端に時間を守れない、ということでした。午前だと、30分くらい遅れてくるのが当たり前で、夜も10分かそこからは必ず遅れてきます。
たまに遅刻するのは、誰にでもあることですが、毎回、必ず遅れてくることこそ、
(うーわ、うーわ信じられへん)
と言い返したかったですが、でも、弱点があるってことは、なんだか人間らしくもあるとも思えました。たぶんこれが理由で名門大学を中退したのかも。。。
また話は変わりまして、
7年か8年くらい前に、性感マッサージお客さんと待ち合わせをして、ホテルへ向かうことがありました。
ただ、待ち合わせ場所からホテルまで、車で30~40分くらいの距離で、まあまあ離れていました。
しかし、僕にはグーグルマップという強い味方がおり問題なくホテルへ着き、そうして施術を行いまして、施術に関しては、ある程度、満足できたようにも思いました。
ただ帰り道ですが、スマホが古かったこともあって、グーグルマップが動かなくなりました。あたりは真っ暗で、自分がどこにいるのかも分からない。道も分からず、それでも進んでいました。
因みに、僕は道に迷ったら決めていることがあります。
「それは、迷ったら右」
ともかく、右に行くことを決めているのですが、それで余計に迷うことが、これまでの人生で多々ありました。
道に迷ったことを悟ったお客さんは、
「え、来た道を帰ったらいいだけですよ、そんなことも分からないんですか」
と言ってこられたのですが、
(ええ、それが分からないんですよ)
と心のなかで、そっとつぶやきました。
そこで、お客さんが道案内をしてくれて、かなり苛立ちながら、
「そこは、まっすぐで、手前の道を左」
と時折、舌打ちをしながらの案内でしたが、とにかく「安全運転」だけは心がけて、できるだけ冷静に行いながら、なんとか目的地に着くことができ、そんな安堵の中で、グーグルマップが復活し、「目的地に到着しました!」と誇らしげに伝えていました。
よくお客さんが、性感マッサージのことを「不安で怖い」と言われることがありますが、今回に関しては、僕が悪いとはいえ、よっぽど恐怖を感じました。。。
また話が変わりまして、
そういえば、ずっと以前に、大阪で車を運転していて、交差点で左に曲がろうとしていたのですが、とっさに間違えたことに気づき、ウインカーを戻して、直進をすることがありました。
これだけのことですが、どうも後ろの車が怒っているようで、あおり運転を行っていました。
怖くなって、コンビニに入ったのですが、後ろの車はそのまま一緒についてこられ、
「われ、なにしとんのやボケー、」
とかなりの激高でしたので、ひたすら、
「すみません、すみません」
と謝罪を続けました。
車を見ると、おそらく高級車で、さらには中には綺麗な彼女がいて、それを止めることもなく、薄ら笑いの彼女。
まるで(わたしの彼氏は、強くてかっけー)のような風にも見えました。
まあ、通常の感性の女性なら、この激高がいずれは私に向かう、と感じると思うのですが、恋は盲目なのでしょうか。。。
そういえば、以前のドラマに「不適切にもほどがある」というドラマがありました。
その内容は、昭和のおじさんが令和にタイムスリップするという内容でした。
まあ、昭和といえば、あまりにもおおざっぱで、令和といえば、コンプラ、コンプラとうるさかったりと。
そんな中で、この番組の最終回では、どんな時代であれ「寛容さ」が大切ではと語っていたような気がしました。
まあ、個人的には、昭和よりも令和の方がいいかと思いますが、ただひとつ、ブルマに関しては、令和の今も残してほしかったのかと思います。
さて、長々と書いてきましたが、最後に、ちょっとだけ言いたかったことを書きます。
道に迷うおっさんが嫌、という方は、もしかすると依頼しない方がいいのかなと思いました。
もしくは、道に迷うおっさんを罵倒したい、という性癖がある方は、いるのかもしれないので、来てくださっても問題ないですが、できるだけ寛容にお願いしたいものです。
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