17Oct

しばらく前に、公園を散歩していましたら、母親と幼い子供が自転車に乗る練習をしていました。
「ママ、手を離さないで、離さないでよ」
「分かってる、分かってる」
自転車に不安そうに乗っている子供の後ろから、その母が自転車を支えて倒れないようにしていました。
最近、少子化の影響か、そんな風景を見ることがなかったので、微笑ましく眺めていました。
チャットGPTで、「自転車の乗り方」と尋ねたとして、それなりの回答を示すだろうけれども、そんなものを読んだとしても、一向に自転車に乗れるようにはならないはずです。
人類の英知といわれるAIが仮にどんなに発展しようとも、自転車すら乗れるようにはならないです。
どうすればいいかといえば、あの子供のように自転車に実際に乗って、倒れたり転んだりしながら、少しずつ乗れるようになっていくしかないです。
そういえば、僕は長年、ブログを書いてきましたが、確か、一度も書いたことがない特技があることを、ふと思い出しました。
それは、
「お手玉ができる」
ということです。
専門用語でいえば、ジャグリングができるってことになりますね。
まあ、10年以上、お手玉をやったことがないですが、それでも、「お手玉が3個あれば、今すぐにでも必ずできる」、といった確信があります。
そういえば、なんでお手玉ができるのかを思い出してみたら、高校時代に引きこもっていたころがあって、今のようにネットもなく暇だったので、おばあちゃんがお手玉を作っていたので、それをもらって、ひそかに練習をしていました。
まずは、お手玉を片手で2個できるかをやってみたのですが、これができない。何度やってみても、できない。
泣きそうになりながらも、他にやりたいことがないので、必死にお手玉をやっていました。
高校時代、他のみんなが楽しそうに、彼女を作ったり、イチャイチャしたり、セックスしたり、しているときに、
(なんで僕は、将来なんの役にも立たないお手玉を、ひとりぼっちで練習をしているのだろう)
そう泣きながらお手玉を練習していた黒歴史のことを思い出しました。
それでも、練習を重ねていくにつれ、段々とできるようになりました。まったく役に立たないとはいえ、やっぱりそのときは、ちょっとした感動につつまれました。
しかしながら、予想通り、お手玉ができるようになって30年以上、それが役に立ったことが一度もありませんし、あれだけ練習を重ねたのに、今まで誰かに、「お手玉できるよ」などと言ったことも、おそらくありません笑。
こんなことを書けば、もしかすると、
「お手玉できる男性ってすごい! ぜひ、お手玉を見てみたいし、依頼をしてみたい」
という奇特な方が、万が一、現れましたら、あの暗黒な高校時代に、引きこもって、ひたすらお手玉を練習していたという、意味があるのかもしれません笑。
チャットGPTに「お手玉のやり方」と尋ねてみても、きっとできないと思います。何度も失敗し繰り返す中でしか、身につかないことの方が、実は世の中には多いと思うんです。
まあ、自転車に乗れる、とかお手玉ができる、とかは、見た目では分からないくて、それは、内部感覚なんですね。
おそらく、内部感覚って、実はすごく重要なんですね。
例えばですが、僕は、ビジネスセンスがまったくなくて、お金とかは、まったく稼げれないんですが、これはひとえに、お金に関する内部感覚がないってことになります。
例えば、ゾゾで有名な前澤友作氏ですが、おそらく、お金なんて簡単に稼げるって内部感覚があるはずです。
彼は以前に、月額500円のオンラインサロンというのを行っていたのですが、そのときの会員数が10万人以上だったので、最低でも、月額の売り上げが5000万円。
この金額は、まったく本業でもなくて、片手間でやっているだけなのに、簡単に稼げているわけですね。
そうして、ようやくここからが本題なのですが、(相変わらず、前置きが長い笑)
ときどき、性感マッサージの施術を行っていて、何度も幾度も、ひたすら中でイキ続ける方がおられます。
それは、僕のテクニックがあるというわけでもなく、その女性の内部感覚が、中でイケるようになっているということだと思います。
どうやったら中でイケるようになるのか、それは、ある意味、「お手玉ができるようになる」ってことに似ているのかもしれません(そうかな笑)
いきなりお手玉を渡されて、じゃあ、それをできるかといえば、できないと思います。
まあ、大谷翔平氏のような運動神経の方でしたら、おそらくすぐにできますが、たいていは、できないと思います。
それができるには、何度も、玉を落としながら、ちょっとずつ内部感覚を身に着けていく他はないですね。しかしながら、一度でも、できるようになると、内部感覚が身につくと、いつでもどこでも、それができるようになるということです。
となると、中でイケるための性感マッサージ師の役割というのは、ある意味、冒頭の、乗れるようになるために自転車を後ろで支えているようなものですね。
Ps.因みに、中でイキ続けている女性は、「気持ちいいけど、快楽は意外としんどいもの」、と意味深に語っておられました。
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