6Jul

個人的に、ぐっすりと眠れることは幸福のひとつだと思います。
安っぽいかも幸福論ですが、でも、そういう風に考えるのは、以前に1年くらい眠れなかった不眠症に近い症状があったからかもしれません。
そういえば以前、マッサージを受けるとすぐに寝てしまうお客さんがおられました。
それは、すごくいいことだと思いましたが「寝てしまうと、もったいない」ということで、できるだけ起きていたいようでした。
そんなに簡単に寝るのかなと思いながらマッサージをしていると、
油断すると、すぐ眠ってしまいます笑。
普通のマッサージ屋さんで、90分コースを受けられても、一瞬ですぐに寝てしまい、何をされても起きないとのことで、「セクハラされても起きない」と自信をもって言っていたので、
眠りかけの中で、お尻をさわったり、胸をさわったりしましたが、本当に寝たままでした。
起きているためには、話しかけ続けることしかないようで、
たわいのないことをずっと語り続けていました。マッサージに集中をして一瞬でも会話が途切れてしまうと、すぐに寝てしまうので、油断も隙もない施術となってしまいました。
まあ、そんなに寝つきがいいのは、むしろ羨ましいですね。
そういえば、以前に、セラピストの先生の講義を聞いていたときに、その先生は、「一瞬で眠れる方法を幾つもある」
ということで、そのひとつを教えてくれたのですが、それがどういうことかといいますと、
「寝るときに目をつむって、天井が額にすれるくらいまで落ちてくるイメージをすると、一瞬で眠れます」
ということを言っていまして、
(ほんとうにそうかな)
と思っていたら、
「もちろん、僕にしか効かない睡眠法ですが」とのことでした。
まあ、その先生が言いたかったのは、おそらく「自分なりの一瞬で眠る方法を開発せよ」、ということだったのかもしれません。
試しに、寝るときに目をつむって、天井が額まで落ちてくるイメージをしてみたのですが、余計に目がさえてしまいました笑。
その話を聞いてから、ときどき、今でも自分なりの眠る方法を探すようにしています。
夜に布団に入って、10分たっても眠れないとき、
例えばですが、「外から聞こえる音に耳を澄ましてみる」ようにしています。
梅雨時でしたら、カエルの鳴き声があったので、その音を聞いていたり、遠くから聞こえる車の音を聞いていたりするうちに、段々と眠くなることが多いですね。
あとは、「シュルツの自律訓練法」とかいうのも、眠れないときにやるときがありますね。
それは、どういうことか具体的に書きますと、
第一公式;「右腕が重たい」とイメージをして、何となく重さを感じてから、「左腕が重たい」そうして、「両腕が重たい」とイメージをします。
それから、
第二公式「右腕が暖かい」とイメージをして、何となく暖かさを感じてから、「左腕が暖かい」そうして、「両腕が暖かい」とイメージをします。
第六公式まであるのですが、僕はその二つまでしかやらないですね。でも、これをやると何となく心が落ち着いて、知らない間に寝ていることが多いですね。
あと、自分の中で、最強に眠れる方法は、
「1日を振り返る」ということでしょうか。
例えば、23時に眠るとして、20時くらいに何をしていたのかを思い出して、
「ああ、お風呂に入っていたなあ」とか。
次に19時くらいに何をしていたのかを思い出して、
「ああ、オナニーしていたなあ」とか。
そんな具合に、だいたい17時くらいのことを振り返ったくらいで、知らない間に寝ていますね笑。
ただ、振り返るのが、なんだか面倒なので、この手法は「どうしても眠ることができない」という場合以外には、滅多にやらないですね。
いずれにせよ、これらの方法は、僕にしか効かない睡眠法ですけれどもね。
まあ、何にせよ、一番よくないのは、
「眠れない、眠れない」
と思い悩むことでして、そんなことを考えるくらいなら、別のことを意識するってことが大事なように思うんですね。
自分がかつて不眠症だったときには、たぶん、「眠れない、どうせ眠れない」という風に、自己暗示をかけていたように思うので、
「眠れない」ことにフォーカスするのではなく、別のことを考えるようにするから、眠れるようになった、ということだと思います。
そういう意味で、「羊が1匹、羊が2匹・・・」という古典的なことも、ある意味、「眠れない」という意識を別に向けているのかとも思います。
そういえば以前、施術中に、
「どうせ私は感じないし、イクこともできない」という風に言い続けているというか、自己暗示をかけ続けているお客さんがおられました。
そういう場合には、
「身体に触れられて、ちょっとでも気持ちいいところはないですか」
ということを伝えて、
「感じない」ことに意識を向けるのではなく、
「少しでも感じる」ことに意識を向けるように仕向けるのですが、
そういう風に言い続けても、「わたしは感じない」と言い続けていたので、これはちょっと難しいなあと思いました。
そこまでいくと、むしろSMっぽく責めるという方がいいかもしれないですね。
気持ちよさよりも、むしろ少しばかりの痛みを与えた方が、身体に集中できることかもしれません。
まあ、僕はむしろM男なので、あえて痛みを与えることはできないですが笑。
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