29Jun

久しぶりに「身体を縛ってほしい」という依頼がありました。
そこで、お客さんに、
「縛るのは、得意でも上手でもないですが、それでも問題なければ」
という旨の連絡をしてから、
「大丈夫です」
という返信がありましたので、依頼を承ることとなりました。
施術前に話を聞くと、どうもロープだけでなく、さまざまなSMグッズを買ったけれども、それを彼氏に使用してほしいとは言えず、このまま使わずに捨ててしまうのも、勿体ないと考えていたようでした。
本来は、縛りの上手そうな方にお願いすべきだったようですが、SM専門家に依頼することも、ちょっと怖かったようで、何だか優しそうなセラピストがいいということで僕に依頼をしてくれたようでした。
そういえば、コロナ渦の前くらいに、緊縛の講習を受けに東京まで行ったことがありました。
そこでは、それを受ける前に、ちょっとした座学があって、その後にロープの実践というのがありました。
その時は、確か緊縛を習う方が6人くらいと、それの女性モデルさんが6人くらいいまして、なかなかのカオスで楽しい授業でした。
女性モデルさんは、裸になることはありませんでしたが、なぜかコスプレをされる方が幾人かおられました。
さらには、緊縛の見学に来ている女性もおられ、意外に縛られたいという女性は多いのかもしれないですね。
その座学で言っていたことですが、「緊縛のロープでの事故が増えているから気をつけるように」ということでした。
緊縛のその後に、身体の痺れが治らないなどの後遺症が残ることがあることなどを語っておられました。
まあ、僕の場合は、まったく身動きが取れないほどに縛り付けることもしないし、ロープに至っては、柔らかい素材であったので、特に問題ないことかと思いました。
話を終え、お風呂に入られてから施術というか緊縛の開始となりました。
目隠しが希望でしたので、アイマスクをしてからの縛りで、ロープに身体が触れるだけで、ちょっと感じているようにも見えました。
まず亀甲縛りというのを行っていきました。
その縛りは、エロいのと、全身が縛れるというので、いいかと思います。
お客さんは、ロープが身体に巻き付くたびに感じられておられました。
亀甲縛りが完成して、さらにSMグッズにあった手錠を利用しました。
目はアイマスクで何も見えず、ロープで身体は縛られ、手錠をかけられ、鞭で叩かれ、そんな不自由な状態でありながら、身体を震わせながら悦ばれておられました。
身体は不自由な状態ですが、もしかすると心の中には、自由が溢れていることかもしれません。
まあ、僕には、それの気持ち良さというのは、ほとんど分からないですが。
ふと、ロープで縛った状態で、マッサージをしてみたいという欲求が、湧き上がってきました。
サッカー選手が、サッカーボールを見ると蹴りたくなってしまうのと同じように、マッサージ師は、横たわっている人を見ると、触れたくなるのと同じ心境かもしれません。(なんでやねん笑)
ということで、手錠は外して、目隠しとロープが縛ったままで、うつ伏せに体勢を変えてマッサージを開始しました。
ロープを挟んだ状態で身体に指圧すると、「ああんんんmmm」と声を上げて、より感じ始めてきました。
もちろん、ロープがある状態でマッサージをしても気持ちいいはずがないですが、ただ性的には、かなり感じられているようでしたし、僕もちょっとばかり興奮をしていました。
「緊縛 & 整体マッサージ」
というのが、いつか流行するかもしれません。(しないでしょう笑)
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。