8May

これまで性感マッサージの施術を行ってきまして、わりと上手くいった場合の、理由のひとつとして、
「女性の感じやすさ」
というのがありました。
因みに、女性の感じやすさというのも、主に二通りありまして、
一つは、「身体が感じやすい」
二つ目は、「心が感じやすい」
ということに分かれるように思います。
もちろん、0か100ということではなく、例えば身体の方が70%みたいな感じになるのかと思います。
稀にドМな方も場合でしたら、「身体も心も」感じてしまうってことになります。
性感マッサージがうまくいきやすいのは、言うまでもなく身体が感じやすい場合ですね。
心が感じやすいというのは、どういうことかといえば、「言葉で感じる言葉責め」であったり、好きな人でしか感じなかったりすることでしょうか。
因みに、SMプレイで感じる女性は、どちらかといえば、心が感じやすい方かと思います。
例えば、ロープに縛られて感じてしまうというのは、僕には、あまり理解のできないことですが、
というのも、それに縛られて身体が気持ちいいってことにはならないですよね。
でも、それが性的な快楽になるってことは、心で感じているってことかと思います。
男性の多くの場合は、身体の方が感じてしまう性(さが)がありますね。
ただ、寝取られ願望のある男性というのは、むしろ心の快楽を求めてしまうのではないのかと思うのです。
性感マッサージ師ができることは、いわゆる、呼び水だけですね。
因みに、呼び水というのは、
「わずかな水を継ぎ足すことで豊富な水をくみ上げることができることから、大きな出来事に繋がるきっかけ」という意味ですね。
つまりは、少し性感で相手を感じさせることによって、それをより大きく感じさせる、きっかけにしているに過ぎない、
ってことになることかと思います。
すごく感じる方は、どこを触っても感じてくれるという反面、感じない方は、どのように触れても感じない、という問題がありますね。
本当の意味での不感症でしたら、性感マッサージとしては、うまくいくことは、ほぼ無理です。
その場合にできるとすれば、「少しでも感じるところは、どこか」を、ご自身で探していくってことかと思います。
「身体が全然感じない」ってことに目を向けるのでなくて、「ちょっとでも身体の気持ちいいところ」に目を向けていくってことになります。
その気持ちいいところを刺激していくことにより、それが呼び水となって、身体が全体的に感じていく場合もありますね。
これは、セラピーにも通じる話であって、
例えば、セラピーをしていると、
「何もかも不幸」
という方が必ずいらっしゃいます。
その場合に、セラピーでできることがあるとすれば、
「少しでも、楽しいことや幸せなことに目を向ける」
ってことだけなんですね。
まあ、その少しでも楽しいことに目を向けることによって、それが呼び水となって、人生全体として変化していくことも、あるのかなあとも思いますね。
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