5Apr

イデオロギーとは何かを辞書で調べてみると、
「人間の行動を左右する根本的な物の考え方の体系。観念形態」
もしくは、
「思想や価値観、世界観、信条、観念形態などを意味する言葉」
そんな風に書かれていまして、
僕なりに思うのは、イデオロギーというのは、その人の、
「根本的なものの考え方」
のような気がしています。
たいていの人間は、(本人も気づいていない)根本的なものの考え方に支配されているように思います。
例えばですが、幸福のイデオロギー(幸福が根本にある考え方)
不幸のイデオロギー(不幸が根本にある考え方)
の人が、それぞれいるとしまして、
幸福なイデオロギーがある人というのは、例え、今がどんなに窮地に追い込まれたとしても、結果的に、幸福になろうとしていきますし、
不幸なイデオロギーがある人というのは、例え、今がどんなに幸福に恵まれようとも、結果的に、不幸になろうとしていきます。
話は変わりまして、
むかし同じ職場に、すごく嫌味な男性がいました笑。
僕は、それほどその男性とは頻繁に会うことがなかったので、それほど嫌味を言われたことがないのですが、同じ部署の女性は、ともなく「あの人は、とても嫌味で嫌な人」と口をそろえて語っておられました。
まあ、その男性は、おそらく嫌味をどうしても語ってしまうというイデオロギーがあったのではないのかと思います。
そんな中で、同じ部署に若い女性が入社をしてこられました。
しばらくすると、その女性と嫌味な男性が、付き合いはじめました。
先輩の女性が、「あの嫌味に耐えられるね。なんで付き合ったの?」
と聞いたところ、その若い女性は、
「イケメンだったから」
と、いうことで、どうやらその女性は、イケメンであれば、嫌味な性格だろうが、そんなことはどうでもよかったということでした。その2人はのちに結婚されたということで、わりと運命的な出会いだったのかなって思いますね。
とまあ、ここから本題の性的イデオロギーの話になるのですが、
性的なことも、人それぞれに根本的なものの考え方を持っていると思います。
例えば、性癖のSとかMとか。
僕は、どちらかといえば、Мですが笑、そういった性癖も、自分で選んでМになったというよりは、根本的にМだったと思いますね。
そういえば、ずっと以前に来てくれたお客さんですが、とても印象的だったのが、
「セックスはスポーツ」
と言いきっていたことでした。
別の女性は、
「セックスは、好きな人意外とはしない」
と、そんな風に、性的なことに関しても、それぞれで根本的に違う感じ方をもっていることかと思います。
そういえば、あるお客さんは、
「性感マッサージなんて、初心者向きですよね」
という風なことをおっしゃる方もいれば、
「性感マッサージなんて、不安で怖くて申し込めない」
という風に思われていることありまして、人それぞれの根本的な考え方というのは違いがありますね。
結局のところ、こういったイデオロギーというのは、自分で選んだというよりは、
「生まれ持った気質」
であるように思います。
つまりは、生まれ持ったイデオロギーに、人生を支配されているというのは、何だか不平等のように思いますが、ある意味、仕方がないことなのかとも思います。
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