8Jun

ずっと以前、あるお客さんですが、ホテルでお会いした時点で、かなり泥酔をされておられました。
最初に話を聞くと、「とにかく中イキをしたいんです」ということでした。
そうして施術を開始しました。僕の施術は、最初にマッサージをして、徐々に性的に感じるマッサージへと変わっていくのですが、そのお客さんは、
「もう、てっとり早く中イキさせて。マッサージとかいいから、さっさとGスポットやポルチオを触ってよ」
僕は、お客さんの要望が第一と考えていますので、希望通りに、指入れでGスポットやポルチオあたりを刺激するようにしました。
しっかりと濡れているわけでもなかったこともあり、残念ながら、それほど気持ちよさそうではありませんでした。
「中イキできないし、気持ちよくない」そう憤慨されて帰られました。感じさせることができずに申し訳なくも思いました。
それから数時間くらい経過してから、「さっきは酔っぱらっていて、すみませんでした」との返信がきました。
まあ多少のお酒はいいのかと思いますが、あまり飲みすぎると性的な感度が弱くなることもありますので、せっかく施術を受けるのは、ちょっともったいないのかなって思いますね。
因みに、Gスポットというのは、ウキペディアで調べてみると、
「ドイツのエルンスト・グレフェンベルク(Ernst Gräfenberg)にちなんで命名された、恥骨の下にある膣壁前方上部の小さな領域。」
と書かれていました。
さらに調べていくと、2008年のイタリアでの研究においては、
「全ての女性にGスポットが備わっているわけではない」
と衝撃なことも書かれてもいました。
あと、ポルチオというのは、子宮の入り口あたりのことですね。これは、わりと簡単に手探りで見つけることができます。
まあ、Gスポットにしろ、ポルチオにしろ、どんなに触れても、まったく感じないという方が結構、多くいらっしゃいますね。
ただ、めちゃくちゃ感じる方も確かにおられます。
クリトリスは、触れるだけで性的に感じてしまう器官なのですが、「膣内やポルチオは、ある程度、開発されないと気持ちよくならない」とも言われていますね。
開発というのは、具体的にいえば、
「脳内にエロネットワークを構築する」
ということもいえるかと思います。
開発されるということは、どういうことかというと、膣内を刺激することにより、脳内からエンドルフィンやドーパミンなどの快楽物質が分泌されるということになります。
開発するについて、もう少しわかりやすくいえば、例えば、小さな子供に自転車を渡しても、乗ることができないと思います。倒れたりこけたりしながら何度も何度も自転車に乗る練習をしていくうちに、自転車に乗ることができるようになります。一度、自転車に乗れるようになると、それが脳内の回路に構築されて、それ以降、いつでもどんなときでも乗れるようになります。そういう風な感じで、エロいことを繰り返し考えたり行ったりしていくことで、そのうちに脳内にエロネットワークが構築されて、いつでもどんなときでも中イキできるように開発されるかもしれません。
まあ一度でも、中イキの感覚をつかめると、別に膣への刺激などがなくても、イケることができるようになったりします。
自転車に乗れるようになるための第一歩というのは、まずは自転車に乗ってみる、ということになろうかと思います。
中イキするための第一歩としては、まずは身体の気持ちよさを感じてみる、ということかとも思います。
性感マッサージでは、できるだけ身体の気持ちよさを感じることができるように施術を行ってまいりたいと思います。
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