26May
先日、NHKの「あさいち」という番組で放送していたのが、
「性体験がないことは恥ずかしいこと?」
と攻めたテーマでした。ついつい最後まで見てしまいました。
その番組の視聴者からのコメントとして、わりと多かったのが
「NHKが誰にも言えないようなテーマで放送してくれて良かった」
ということでした。
個人的には、女性アナウンサーが、コメントを読むたびに「セックス、セックス」と言い続けるのが、ちょっとしたツボでした。
さて、この番組を見ていて、すごいなあと思ったことがありまして、それは「友情結婚のマッチング」ということでした。
友情結婚というのは、どうも性交渉を伴わない結婚だそうですが、そんな中で、お互いセックスはしたくないけれども結婚をしたい男女をマッチングする団体があり、ちょっとした衝撃がありました。
世の中には、一定数、セックスをしたくないという男女が存在すると思います。そんな方々が、普通に性欲のある方と結婚をすると、セックスレスになり、必ず両者ともにつらい思いをします。だからこそ、友情結婚のマッチング会社というのもあるのかなって思います。
そもそも性欲もなく恋愛感情もないのに、なんで結婚をするのかという問いには、「世間体が」というのが、やっぱり未だにあるようでした。
そういえば、僕が小学生のころに、近所に40代の独身男性がいたのですが、おばさんたちが、ひそひそと「あの人、40代なのに、まだ独身なんよね」と話をしていたのを聞いてしまって、ぞっとしたのを覚えていました。
まあ僕が小学生のころというのは、結婚するのが当たり前で、子供がいることが当たり前で、離婚することは恥ずかしいことで、というのが何だか普通な世の中でした。
でも、今の時代は、結婚していないというだけで、何か言われることも、あまりないように思うんですね。
僕も、50歳になって、未だに結婚ができずですが、そのことで誰かに何かを言われるということは全くなくて、ある意味、今の世の中は、少しずつ多様性が認められる時代になりつつあるのかなって思いますね。
このNHKの番組でも、性体験が別になくてもいいし、結婚もしなくてもいいし、というのが前提だったようにも思います。
少し余談ですが、
僕の祖母は、何年か前ですが99歳で亡くなったんですね。大往生でした。そのときの葬儀は、子供や孫、ひ孫、玄孫と、たくさんの方々に看取られながら行われまして、ちょっとした感銘を受けてしまいました。
僕は、そんな祖母とは違い、おそらく誰にも看取られず、きっと孤独死するんだろうなあ、と密かに思っていますが、それが独り身ゆえのデメリットかとも思います。
そういえば、以前ですが、20代の男性からの相談で、
「寝取られ願望があることは、恥ずかしいことですか?」
というような質問がありました。
恥ずかしくはないですが、難しい問題だと思います。というのも、自分だけの問題ではなく、彼女さんの性にも関わってくるので。
今は、寝取られ=AVのテーマ=変態みたいになっていますけれども、だんだんと世の中は変わってくるかと思います。
むかしは、ゲイやジェンダーであることは、なんだか恥ずかしくて隠さなければならないような時代だったと思いますが、今では、LGBTというようになり、以前より少しは理解されるような世の中になりつつあるのかなあと思っています。
おそらくですが、そんな感じで、「寝取られ」も分かってくれる多様性の時代が、そのうちやってくるものだと思っていますけれども。
PS.そういえば最近、地上波で初の、「女性風俗」がテーマのドラマ、「買われた男」がテレビ放送されていますね。これも攻めたテーマですね。今なら、TVERアプリで配信されていて、欠かさず見ています笑。まあテレビということでエロビデオではないので、男女のからみは全くないのが少々不満ではありますが、いわゆる女風を利用する女性の心情をメインに描かれているんだろうなあと思っています。
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