12May
20代のころは、SEの仕事をしていたんですが、カウンセラーを目指していた時期というのがありました。
まあ、その頃は、あまりにも自分の人生がしょぼくて(今もしょぼいですが笑)、どうにかして、人生を変えてみたかったというのがあります。そのころは、きっと、どこかに自分を変えてくれる世界があると信じていました。
さまざまな本を読んでいって、セラピーやカウンセリングで、自分を変えていく、みたいなものに惹かれていったのだと思うんです。
そうして、20代の後半くらいに、本の学びだけではなく、カウンセラー教室というのにも、通ってみることにしました。
大阪の心斎橋にありました、メンタルヘルス協会というところに通うことにしました。(20年以上前に通っていましたが、驚くことに今もあります)
そこには、(当時)初級、中級、上級コースとありまして、まずは初級コースから始めて、結局、3年間くらいその教室に通いまして、たくさんのお金を使いました。
まあ、その授業そのものは楽しかったのですが、どうも周りの方々と合わず、いつも隅っこに座っていまして、結局、その教室を通っていても、何ひとつ自分を変えるものは、なかったんだろうなあと思います。
でも、その教室で習った心理学など、いろいろと面白かったので、それに通ったこと自体は、間違いではありませんでした。
因みに、その教室で、わりと多かったので、意外にも現役の占い師でした。占いをしながらも、心理学的なテクニックを学びたかったのだろうかと思います。
とりあえず卒業することにより、その教室が認定している心理カウンセラー資格をいただけたこともあって、副業でカウンセラーとして働いたことがあります。
まあ軽い悩み相談もありましたけれども、時には、とても重い相談もありました。何とか、苦しんでいるその方を救う方法はないのかと考えていました。
そのときに、ちょっとした気づきというものがありまして、誰かのカウンセリングを行って、少しでも解決をしたときに、何か、自分の心も、すっと楽になったという経験がありました。
よくお金持ちが、寄付をすればするほど、自分がより豊かになるという話を聞くと思うんですけれども、
ある意味、それと同じように、カウンセリングで誰かを救うことによって、何か自分も救われたような経験がありました。
因みに、「カウンセラーと占い師」では、どちらの方がお客さんが来るかといえば、間違いなく占い師なので、あるときから、占いを学んで、占い師と名乗っていたこともありました。
占い師でやっていたことは、主に、手相とタロットでした。
そういえば、占い師を行っているときに、ちょっとだけ辛かったことがありまして、それは例えば、
「AさんとBさん、どちらと結婚した方がいいですか?」
「AかBの会社、どちらに就職した方がいいですか?」
というような質問でした、
こういう質問って、ちょっと怖いじゃないですか。というのも、もし僕の意見を聞いて、仮にAさんと結婚をして、それがまったく上手くいかなかったら、僕のせいにされてしまうわけなんですね。
僕の本音といえば、
(あなたの人生なんだから、そんな大事なことは、あなたが決めたらいいじゃないですか。仮に失敗しても、それはそれで、人生じゃないですか)と。
そんなことは、もちろん言いませんが、心の中では思っていました。
まあ、人生には、失敗がつきものですよね。
因みに、僕は、高校受験に失敗を、30年以上経過した今でも、ときどき思い出して、泣きそうになることもあります。そういう生涯忘れなれないほどの悔しい失敗があるというのも、味わい深い人生だとも思うわけですけれどもね。まあその他にも、忘れられない失敗はいっぱいあります笑。
いかんせん口下手で、頭の回転も遅いので、カウンセラーや占い師は、どうも無理だと思いまして、辞めることにしました。
まあ手相に関しては、性感マッサージの施術のときにも、興味がありましたら見させていただいていますし、また施術前のカウンセリングも行っていますので、そのときに勉強していたことは、全てが無駄ではないのかとも思っています。
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