3Mar
最近、「子宮揺らしってどんなんですか?」といった質問や、それを体験してみたいという問い合わせがありましたので、そのことについて、少しばかり書いていきたいと思います。
子宮揺らしを具体的にいえば、「おヘソの上くらいに片手を広げて軽く置き、そこでゆっくりと振動させる」、といったものです。要は、片手をお腹の上において揺らすだけのことですので、そんなに大した技ではないともいえます。
この子宮揺らしが、うまくいくためには、いくつかの前提条件が必要となります。
例えばですが、街を歩いている女性に声をかけて、「ベンチに寝転がってください」とか何とか言って、「ちょっとお腹を触りながら揺すりますね」と言いながら、密かに子宮揺らしを行い、その女性が感じるかといえば、「え、何をしているのですか?」と、ただ不審がられるだけですね。
つまり、子宮揺らしで感じるためには、すでにイキそうなくらいに感じているという前提が必要となります。つまりはゼンギです。
まあ僕の場合でしたら、性感マッサージを行って、ある程度、感じている状態から、お腹の上に片手をそっと置いて、ゆっくりと振動をしはじめます。人によっては激しく振動させる場合もありますが、初めはゆっくりと様子を見ながら行っていきます。
では、なぜ子宮揺らしが感じるのか、ということに関してですが、
「中イキというのは、子宮の痙攣(けいれん)」
とも言われていますので、感じているときに子宮を揺らして痙攣をおこさせるという風になりますね。
実際に、中イキしている方を見ていますと、身体が痙攣をおこしているように見える状態なので、子宮を揺らして痙攣をおこさせる、いわばトリガーみないな役割と考えてもいいのかもしれません。
それと、子宮を揺らしながら、指入れを行うというのも、わりと効果的ですね。
性感マッサージで身体を感じさせている状態で、まずは指をいれます。できれば奥の方がよくて、ポルチオあたりを刺激するように軽く振動をさせます。それから子宮揺らしを行っていきます。要は、子宮の上からも中からも、振動をさせていくわけです。すごく感じる人は、それを行うと、
「え、え、これはなに、ええ、えええええ、うわああああああ」
みたいな感じになるようですが、しかしながら、あまり感じない方も多々、おられます。
少し話は変わりまして、今度は、中イキについて少し書いてみたいと思います。
それができる人にとっては、「中イキってできることが当たり前ですよね」ってなりますけれども、できない人にとっては、「中イキなんて絶対に無理」ってなります。
それはどういうことか、例えば自転車で例えてみたいと思います。
自転車が乗れる人にとって、「自転車って乗れるのが当たり前ですよね」ってなりますが、それができない人にとっては「いやいやそんなに絶対に乗れない」となると思います。
まあ、自転車が簡単だと思うのでしたら、一輪車で考えてもいいと思います。
もちろん、僕はそれが乗れないので、「一輪車に乗ってみてよ」と言われても、絶対に無理ってなりますが、これが乗れる人は、当たり前のようにすいすいと乗り回すことができまあすね。
自転車も一輪車も、共通していることは、練習をして、一度、乗れるようになったら、今度からは、いつでも乗れるようになれる、ってことですよね。まあそれを身体が覚えるってことなんでしょうけれども。
数年間、自転車を乗っていなくても、むかし乗っていたことがあるのでしたら、間違いなく乗れるはずですよね。
中イキというのも、ある意味、これに似ているところがあって、一度、中でイケるような体験を行うと、今度からは当たり前のように中でイケるようになる、みたいな。
たぶんですが、中でイクという感覚を脳が覚えてしまうというか、そういう身体の回路ができてしまうと思うんです。それは先ほどの自転車と同じで、自転車に乗れるという回路が身体にできあがると、今度は、いつでもどこでも乗り回すことができるようなものかと思うんです。
つまりは、中でイクという回路がどうやったらできるのか、ということになります。
あくまで僕が思うことなんですが、まずは、「少しでも身体の快楽を感じようとする」これから始めることだと思います。
性感マッサージというのは、単なる自転車の補助輪みたいなもの。
感じにくい女性というのは、性的な身体の回路が、おそらく滞っているので、まずは身体の快楽を感じようとすることが、とても大事だと思うんです。
ずっと以前に、不感症という女性の施術を行ったことがあります。
施術の前に、「少しでも身体が感じたら、そこ個所を言ってくださいね」
と前置きをしてから、性感マッサージを行いましたら、
「どこも感じない」
というので、
「ちょっとでも感じるところはなかったですか?」
「いや、何も感じないです」
という風になってしまうと、僕にとっては、もう何もできないと思います。
もちろん、僕の施術が未熟なのは認めますが、でも、その中で、ちょっとでも感じるところがないのかと聞いているのに、「どこもない」と言われると、どうしようもないのかなって思います。
例えば、「もしかすると、ここが少し感じるかもしれない」
という風なことがあれば、その気持ちいいことを繰り返していけばいい、まずは、それをすればいいと思うのですが、何も感じてくれようとしないで、全部ダメだったの簡単な一言で終わってしまう。
「中イキできなかったから、施術の全部がダメだった」
というようなことも、けっこう言われたことがありますね。
まあ、一回の施術で、すべて思い通りになるなんてことはあるはずもなく、その中で、ちょっとでも気持ちが良かったところに目を向けて、それを少しでも伸ばしていこうとする、そういうことが、なんだか大事なのかなって思うんです。
まあ、僕は、どちらかというと、癒しの性感マッサージ師を目指していて、イカセ屋というのはあまり目指していないのですが、どちらにしても、イクことだけにこだわらず、まずは身体の気持ちよさをただ感じていく、それだけでもいいんじゃないのかなって思います。
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