17Sep
宮崎駿監督作品の「君たちはどう生きるか」を映画館で見ました。
なぜ宮崎監督がこのタイトルを付けたのかは、映画を見終わったあとにもよく分からなかったですが、それにしても、82歳でこのような作品を作れること自体、何よりすごいなあという感想です。
その他、最近見た映画で「こんにちは、母さん」がありまして、山田洋二監督の作品ですが、なんと92歳でした。
僕が見に行った時には、平日にも関わらず、かなり席がうまっていまして、ほとんどがシニア世代でした。
映画のキャスティングがすごく良くて、母に吉永小百合、息子が大泉洋、孫娘が永野芽衣と、シニア世代に、おそらくかなり人気の方々だと思います。この映画を見終わった後に、何か心が温かくなる感じがありました。
そういえば、ミックジャガーが80歳。つい最近、ローリングストーンズが新しいアルバムを出すというニュースが出ていました。そのテーマが「怒り」でした。80歳になっても、「世に、怒りを問う」というのは素晴らしいです。
上記の方々は、「俺たちはこう生きてきた」という生き様が語らずとも伝わり、80歳を超えても、バイタリティある生き方をしているのを見ると、なんだか励まされる感じがしますね。自分もそうありたいと。
僕も、今から約8年前の2015年の42歳ごろ性感マッサージを始めたとき、ひそかに立てた目標は、性感マッサージ師を80歳まで続けるということでした。
言わば、人生をかけて、この仕事をしてみようとする決意や覚悟をもったということですが、まあ僕の場合は、40歳まで生きて特にやりたいこともなかったし、何かを積み上げてきたわけでもなかったということで、だからこそ、決断できたんですが。
因みに、僕が80歳になるまでには、あと30年もあるので、慌てずにゆっくりと歩みを進めていこうかと思っています。特にバズることもなく、淡々と続けていくという感じです。
あと、80歳になっても、果たしてお客さんが来てくれるかという問題が、もちろんありまして、それでも来てもらえるために、少しずつでも自分なりの魅力というものを、時間をかけて積み重ねていくことしかないと考えています。
そういえば、ちょっと前に20歳の女性が施術を受けにきてくださったのですが、「もうすぐ結婚するので、もう来られない」と言っていました。あと30年続ける予定と言ったら、笑いながら、「じゃあ子育ての終わった30年後の50歳のときに、また来ます」といって、お別れしました。
「君はどう生きるか?」と、もしも僕に問われたとしたら、
人生をかけて、エロ道を極めていこうかと。
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