24Sep
ここしばらく、夕方ごろに散歩をしています。
最近は、すっかり日が暮れるのが早くなって、散歩から帰るころには、すでに一番星が見えていました。
その星を見ながら、ふと思ったのが、仮にその星が1万光年ほど離れていた場合には、今、見えている光というのは、1万年前の星の光だということですね。
もしも、その星が今日消えてなくなったとしても、1万年間は、その光が届き続けるということになりますね。たぶん。
ちなみに、今の人間の技術では、1光年どころか、1日の光の速さの先にも、行くことができない。
そんな途方のない時間を考えると、人間の人生の儚さというのを考えてしまいました。
そういえば、この前、「中秋の名月」でして、少し雲があったのですが、月がとてもきれいに見えていたんです。
ある方が、SNSで、ビルが並ぶ都会の喧騒の中で、その月の写真をアップしていました。
そこに書かれていた文章が、確か、
「ビルの谷間の月を僕が見ているのではなく、月がビルの谷間にいる僕を見ている」
そんな風に書いていました。
「月が僕を見ている」という、そのセンスにちょっとドキっとしてしまいましたね。
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