19Apr
施術を受けに来られたお客さんで、セックスレスで悩んでこられるという方が、これまでに多々おられました。たぶん、このことが、いちばん多かったのではないのかなと思います。
セックスレスというのは、体の問題でもありますし、時には、心の問題であったりすると思います。
体の問題だけでなく、心の問題もあり、その為により問題を解決することが複雑で、何か問題が起きたとき、それは心の問題なのか、体の問題なのかを考えることが、問題解決のひとつのヒントのような気がします。
例えば、不眠症の場合には、心の問題もあれば、体の問題も考えられるかと思います。
悩みがあって眠れないのであれば、心の問題であろうかと思いますし、昼寝をしすぎて眠れないのであれば、それは体の問題かなとも思います。
体の問題というのは、分かりやすく言えば、たとえば、体に擦り傷ができて血が出てくるほどのケガをしたとして、そのときの治療としては、カットバンをはったり、時には包帯を巻いたりするなど、体の処置をしますね。
それに反して、心の問題というのは、カットバンを貼ったり薬を飲んだりして解決するような問題ではないでなく、たとえば、夜と霧で有名なフランクル師のロゴセラピーというのがあるのですが、そのセラピーの分かりやすい例として、
相談者が男性で、「彼の妻が亡くなった」、と。それで生きる気力もないほどの苦しい悩み。そりゃそうですよね。そのときに、
「逆の立場になってあなたが天国に召されていたら、奥さんに生きる気力が無くなるほど苦しんでほしいですか?」
と、その言葉で、苦しいけれども生きていく意味が分かったと。ちなみに、ロゴセラピーのロゴというのは、「意味」らしいですが。
体の問題なのに、心の問題としてとらえると、ずっと解決しないですね。カットバンを貼ればいいだけの問題なのに、セラピーを受けたところで、ずっと血が流れっぱなしになるわけで、また逆もしかりですが。
まあ、体や心だけでなく、霊性な問題もあったりするのですが、だからこそ霊媒師やエクソシストなどが存在するのかもしれませんが、ややこしくなるだけなので、体と心の問題と考えたらとは思いますね。
ずっと以前に、整体師の店で働いていたときに、怒鳴り散らしながら、店に入ってきた男性のお客さんがいたんです。
他のお客さんがいたので、「ちょっと待ってください」と言っても、「まだか、ごらー」という、いかにも、ふてぶてしい態度で待っていました。
そうして、ごちゃごちゃいいながらも施術を開始して、それが終えたときに、それまでの態度とは一変して、おとなしくなっていました。
たぶん、体が疲れすぎていて、イライラしていただけじゃないのかなと思いました。
時には体の疲れから、いろいろな問題が生じてくる場合もあろうかと思います。
ともかく、体は疲れすぎずに、もし疲れた時には、ただひたすら寝るとか、そんなように、ともかく体を癒すことが大事なのかなと思います。
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