24Nov
ずっと以前にセラピーの相談があった事柄ですが、どうしてもお子さんの虐待をやめることができないと悩んでいるお母さんがいました。
当然ながら、多くのアドバイスとして、「そんなことをしては子どもが可哀想だ」という意見になりますし、それが最もな意見だと思います。
でも、色々な話を聞いていく中で、いちばん苦しんでいるのがそのお母さんだということが分かってきました。もちろん、虐待がいいと言っているわけではなくて、まずその苦しんでいるお母さんの気持ちを理解してあげる。そういった目線が大事だと思うのです。
例えばセラピーで、詐欺にあったクライアントさんがいたとして、多くの場合は上から目線で、「自分に隙があるからそういう目に合う」とそんな感じで言うように思います。
でも、セラピストの目線としては、人を信じるその素直さを見てあげる。
今の時代において、人を信じることのできる方がすごいことだと思います。
おそらくですが、小学校の生徒に対しても、
「人を信じてはいけない」
という悲しい教育があるかと思います。
少なくとも僕が小学校の時代ですら、そういったことを学びました。
まずは、その信じる素直さを理解してあげることが何よりも大切だと思います。
話は少し変わって、
友人にマイケルジャクソンが好きな人がいました。
僕はあまり好きでないというか、どちらかというと彼の行動は奇異に映っていました。
その友人いわく、「マイケルジャクソンは素直」だと。
彼を都合よく利用ようとした大人の意見をただ素直に信じすぎただけだと熱く語っていました。
例えば、ネクタイの色を誰かから、「赤がいい」と言われて、素直に赤にします。
でも、別の人から、「黄色がいい」と言われて素直に黄色もいれます。
また、「紫がいい」と言われて素直に紫もいれます。
「赤と黄色と紫」の入ったネクタイを見て、多くの人は変なネクタイだと奇異に映ります。
つまり、マイケルジャクソンは素直すぎるがゆえに苦しんできたのだろうかと考えたときに、今までとちょっとだけ違う見方ができるようになってきました。
上から目線では、その人の本質的なことが何も見えてきません。
時々でもいいので、セラピスト目線で見るということが大切に思います。
セラピスト目線というのは、まずは理解をするというスタンスです。
性感マッサージには、さまざまなお客さんが来られました。
経営者の方もいれば生活保護も方も。
セフレが幾人もおられる方もいれば処女の方も。
独身や既婚、シングルマザーの方もおられました。
年代も10代から50代の方々。
すごく悩みを持たれてこられる方もおられれば、好奇心で来られたお客さんもおられいました。
性感マッサージの技術ももちろん大切なのですが、さまざまな立場にあるお客さんに対して、セラピスト目線で対応していかなければと思います。
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