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愛媛松山で女性のための性感アロママッサージ

ファンタジーな話。

 悩みってあると思います。

 

 その悩みというのは、自分の問題なのか、それとも自分以外の問題なのかを考える必要があります。

 自分以外の問題で悩んでも仕方がないのです。

 

 たとえば、身長が低くて悩んでいたとします。

 

 それって、どうしようもないことで、別に本人もなりたくてなったわけでもないし。

 

 どうしようもない問題は、悩んでも仕方がないので、そういったことは、

 

「しゃーない」

 

 と開き直るしかないんです。

 

 何かに悩んだときには、それは「自分の問題」なのか、それとも「自分以外の問題」なのかをまず考えて、自分の問題のみに悩めばいいんです。

 

 

 話が変わって、ファンタジーな話にうつるんですが、

 

 最近、昼間の仕事をしていてあることに気づきました。

 

 今、西条市で若い障がい者の方の支援をするという仕事で、

 まあ、具体的には自閉症とかダウン症という方のお世話をしています。

 

 昨年に福祉の仕事に転職をしたのですが、初めて障がい者の支援の仕事に就くので少々不安ではあったんですが、何か惹かれるものがありました。

 

 面接で上司に言われたことが、

 

「けっこうびっくりするよ。想像以上にびっくりするよ」

 

 ということでした。そうして、現場に入って働くと、自分が思っていた以上にびっくりしました。

 

 何よりも、言葉が通じないんです。彼らには言葉が存在しない。

つまり、コミュニケーションができないんです。

 

 他人とわかりあうことができない。これは相当な孤独だと思います。

 彼らは時々、自傷行為を行います。自分で頭を壁に力の限りバンバンとぶつけたりします。本気で行うので死ぬんじゃないのかなって怖がり、僕はその行為に驚いているだけで何もできない。

 

 なぜ、自分を傷つけるようなことをするのか、最初は悩んだんですが、でも何となく分かった事は、そんな孤独な世界にいれば、自傷するのも少しは理解できる。

 

 生まれてから友達ができることもなく、ましてや恋愛などできず、自慰することはあっても、セックスすることはない。

 

 彼らを見ていて分かったんですが、

 

 どちらかというと、自閉症というのは天使に近い存在かもしれません。

 

 彼らの前世が天使で、そのため転生がまだ浅く、フルの人間の肉体をもって生きるのは難しく、障がいがあるといった限定的な生き方をせざるをえないのかと。

 

 あと、ほかに気づいたこととして、どちらかというと、障がいをもつ親というのは、精神性が高い方たちということです。

 

 生きるために、あえて、そういった親を選んで生まれてきたということかもしれません。

 

 僕は、彼らを指導する立場であるのですが、確かに、この肉体をもった地上においては、もしかすると僕の方がまだマシなのかもしれません。

 でも、肉体を離れた死の世界においては、間違いなく、彼らのほうが僕なんかよりもずっと高い世界にいる。

 

 おしっこもうんちもきちんとできない人もいるけれど、肉体のない霊性な世界においては、総理大臣よりも、ザッカーバーグやビルゲイツよりも、障がいのある彼らのほうが上にいるような気がする。

 

 まあ、でも、よくよく考えると、不平等だと思うんですよね。

 というのも、病気であることは自分で選べないから。

 どうしようもないほど限定的な生き方になってしまう。

 

 そして、この不平等さの先に何があるのかと、ずっと考えた結論として、

 

「人は生まれ変わざるをえない」

 

 ということです。

 

 もし、「生まれ変わること」がなかったら、障害をもって生まれたということは、この世界における単なる罰ゲームに過ぎない、もっといえば生きる価値すらない世界だ、と僕はそう思うのです。

 

 

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