22May
20代のころ、ほかの人たちを見ていて思ったことがあります。
それは、
「ほかの人はみんな自由で楽しそうに生きているのに、どうして僕はこんなにも苦しんだろう」
そう、悩んでいました。
どうすれば自分の心が自由になれるのか?
それをずっと考えていました。
恥ずかしいけれど、お金を支払ってカウンセリングを受けたりしたけれども、あまり効果を感じることはなかった。
あるときに、セラピーやカウンセリングの手法を学びに行こうと考えました。
そこで、色々と調べ大阪の心斎橋にあった、「日本メンタルヘルス協会」というところで学ぶことにしました。
基礎コース、上級コース、研究コースをすべて2年くらいかけて受講し、メンタルヘルス協会認定の心理カウンセラーの資格とかいうのも取得しました。
そこを卒業して、カウンセリングのボランティアをしばらく行っていました。
本来、カウンセリングをされる立場なのに、自分がほかの誰かをカウンセリングを行うのは、なんだか新鮮な感じがしましたね。
その後に、そこで習った知識をベースにして、占いの勉強も行いました。
ちなみに、そのメンタルヘルス協会の受講するいちばん多い職業は、なんと占い師だったんです。まあ、そもそも普段の生活で占い師に出会うことなどないので、これまでにない刺激を受けたのは確かでした。
占いは、有料で行っていました。確か、1時間8000円だったかと思います。
始めたころはそれなりにお客さんがいたんですが、いろいろと占い師にすべて頼ってくることがいやになって、ここ1年はほとんど行っていません。
でも、ほかの人の悩みを解決することを必死になればなるほど、自分の心の問題が解決していくのは、なんだか不思議に思えましたね。
それから、僕は昔、ずいぶんと肩こりがひどくてよく整体をしてもらっていたのですが、その店にいた院長から、
「じゃあ、マッサージをやってみたら」
と言われたことが、整体をはじめる第一歩になりました。
その店では3年半ほど勤めて、のべ3000人以上の方の体を触ってきました。そう人たちをマッサージすればするほど、自分の肩こりが治っていくのが不思議な体験でした。
整体は楽しかったんですけれど、経済的に厳しく、辞めてしまいました。
そんなあるときに、性感マッサージの存在を知り、それを習ったり勉強したりして、性感マッサージ師になったんです。
整体はもちろん、性感マッサージを行ううえでの重要なベースとなっています。ただ闇雲にマッサージするのではなく、体の構造などのその意味を分かった上でマッサージを行うのとでは、そのお客さんの気持ちよさというのは雲泥の差かと思います。
さらには、性感となると、体だけの悩みではなく、心の悩みやメンタル的な問題も多々あります。そういった場合において、心理学やカウンセリング、占いといった知識がすごく役立っているのかなと思います。
なんというか、これまで経験してきた多くのことがつながっているなって最近よく考えるようになって、それゆえに、これからもさまざまな体験をひたすら行っていくことが大事なのかと思うんです。
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