26Dec
心が疲れてきたときにリラックスする方法がいくつかありますが、そのうちの一つ、「シュルツの自律訓練法」というのがあります。
僕はこの自立訓練を数年レベルでやってきたので、ちょっと心が疲れてきたなって思ったときに、この手法をすぐに取り入れます。
自立訓練は6つの公式がありますが、それを簡単にいうと、
第一公式:手足が重い。
第二公式:手足が暖かい。
第三公式:心臓が穏やかに打っている。
第四公式:楽に呼吸をしている。
第五公式:お腹が温かい。
第六公式:額が涼しい。
となっています。この6つを全部やる必要はなく、自分にとってやりやすい方法でやっていけばいいと思います。
これだけでは分からないと思いますので、もう少しだけ説明すると、
夜寝るときに、目を閉じて、リラックス、リラックスと誰もいなければ口に出してもいいし、心でつぶやいてもいい。ここで完全にリラックスにならなくてもいいので、何となくリラックスできたら、次の第一公式の「手足が重い」を行います。
これもそれほど考えずに、
(手足が重いなあ)
と心につぶやきます。
僕は、もうなれているので、手足が重いなあと心に念じていくと、何だか重くなってきます。
もし初めての方ですと、
「右手が重い。左手が重い。右足が重い。左足が重い」
と順番に意識をしていきます。
ただ慣れてくると、手足が重い、と心につぶやくだけで、何と書く重くなっていきます。そうすると次の第二公式へ進みます。
シュルツの自律訓練法でいちばん大事なのが、この第二公式だと思っています。本音をいえばこれだけやってもいいかもしれません。
僕の場合、
「体がぽかぽかと温かい」
そう何度かつぶやくうちに体全体が温かくなっていくのを感じ、そうすると段々と眠くなってくるので、この段階でもう寝ても大丈夫ですが、もう少し説明をすれば、これも第一公式と同じように、
「右手が温かい。左手が温かい。右足が温かい。左足が温かい」
まず右手が温かいとつぶやき、何となく温かい感じがしてくると、次に左手が温かいと心でつぶやく。そうして全身が温かく感じられたら次の公式に進みます。
このような感じで第一から第六までの公式をやった状態が、リラックスしている状態であると、ドイツの医師、シュルツさんが体系的に考え出したのが、このシュルツの自律訓練法です。
ウィキペディアのサイトでシュルツ自律訓練法の効果を見ると、
『自律訓練法は、疲労回復、ストレス緩和、仕事や勉強の能率向上、抑鬱(よくうつ)や不安の軽減などの効果がある。
また、心身症、神経症などの精神科、心療内科領域の病気にも効果がある。
自律訓練法は自己催眠への誘導法であるので、変性意識状態の体験、多幸感の体験、深いリラックス状態の体験などがある。』
そう書かれていました。
僕が鬱っぽくなっていたときに、この自立訓練をひたすらイメージしていました。長年やっていくうちにこの手法だけで良くなった訳でもないけれど、それなりに効果があったと確信しています。多分、僕は緊張しやすい体質だったと思うんですね。
どちらかというと、今の現代人はリラックスするのが苦手なんですね。だから体全体に常に力が入り、それゆえに肩がこったりするのでしょうけれど。
常に緊張しているから、交感神経がずっと優位になってそうやって本来、夜に眠るはずなのに眠れなくなり、寝てはいけない昼に寝てしまったりと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経失調症になったりうつになったりすると思うのです。
まあ、深く考えずにリラックスするのに、こういう方法もあるよって感じで覚えている程度でいいかと思いますね。
ちなみに、性感マッサージで大事なのは、
「リラックスと焦らし」
です。最近、どうやって女性をリラックスしてもらおうかと考えていたときに、このシュルツの自立訓練を利用すればいいのではと思ったんですね。
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