8May
ほんとうに大切なものって案外役に立たない場合が多い。
あまりいい例を思い浮かばないけれど、
たとえば、自分の子供がいたとする。
病気で言葉も話せず動くこともできない。
もしかすると、何かの役には立たないかもしれない。
でも、親にとっては変えがたいほどの大切な人。
お金って、案外、大切なものではないのかもしれない。
もちろん、すごく役には立つし、必要ではあるけれども。
たとえば、今ここに1万円札があって、
何かの事情で一瞬にして日本円が使えなくなり、
今からドルしかお金としての価値がなくなったとして、
それでも、この1万円は、
自分にとっての大切なものっていえるだろうか?
お金って本当は幻想であるけれども、
まるで催眠術にかけられたかのように、
それが大切なものように信じさせられている。
これからは、ロボットの時代がくるそうだ。
それは別に大切なものではないのだから、
せめて、何かの役に立ってほしいものだ。
僕にとってのかけがえのない大切なものは、
別に何かの役になんて立たなくてもいい。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。