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愛媛松山で女性のための性感アロママッサージ

姪っ子から学んだこと

 子供から学ぶことって多いように思えます。

 僕は結婚をしていないので自分の子供はいないのですが、姪っ子や甥っ子が幾人かおります。特に、姪っ子とは昔から仲良かったのですが、彼女から色々なことを教えられました。

 まだ幼いときに温泉へ一緒に行ったことがあったのですが、そのときにお風呂場で、

「かくれぼしようや」

 と言ってきたのです。

「そんなんお風呂場でできんでしょう」

 と言おうとしたのですが、ちょっと考えてみました。

 僕はこれまで温泉というのは、単なるお風呂に入ることしかない頭の固いおっさんでしたが、やわらかい考えのもつ彼女にとっては、お風呂場は、かくれんぼができる遊び場でもあったのです。

 そこで、迷惑のかからないようにちょっとだけお風呂場で「かくれんぼ」をしてみたら、以外に面白かったのです。常識というのは時に疑わないとって思った瞬間でした。

 そのほかにも、姪っ子が中学生のときで修学旅行へ行った後に、

「修学旅行でいちばん何が楽しかった?」

と聞いたのですが、そのとき確か大阪のUSJへ行っていたので、何かアトラクションに乗ったことかと思ったのですが、その答えは、

 

「みんなのお土産を買うときがいちばん楽しかった」

 

 と、そう答えたのが印象的でした。

 

 お土産を買うときって、

 

「これ買ったらあの人、よろこぶのちゃうんかな」

 

 と、想像するかと思います。それがもっとも楽しかったということは、つまり、相手が喜ぶことこそが自分の喜びではないのかと僕は思ったんです。

 

 相手のよろこびを自分のよろこびのように感じることができる。これは素敵な感性のように思えた。

 

 確か、マキハラノリユキのヒットした曲で、「僕が一番欲しかったもの」の中に、「誰か相手の笑顔を見ることが僕がいちばんほしかったもの」、と、そんな歌の歌詞を思い出したりしました。

 

 姪っ子は中学生ながら、もう、何十年も生きたおっさんの僕よりも遥か高いところにいるように想い、うれしいと感じながらも、その成長に少し寂しさも感じてしまったんです。

 

 まあ、姪っ子に色々と教えてもらいながらも、僕は誰かにお土産を買うことがないなあと思ったりもします。女性に花でも送ってあげたいなあと思うこともあるのですが、恥ずかしいし相手も嫌がったらなあと思うと中々、買うことができないし。

 

 そういえば、先日ですが、遠方から来られたお客様がいて、

「バレンタインのチョコレート」

 を少し早いですが、いただきました。ここ幾年、誰からもチョコなどもられることがないため、「バレンタインなどなくなってしまえ!」などと心が荒んでいたのですが、素直にとても嬉しかったです。さらに翌日、節分の太巻きもいただき、ありがとうございました。直接にお礼が言えませんでしたが、とても美味しかったです。

 

僕も、こうやって誰かに何かをしなければと思うのですが、中々、できんなあと思う日々です。

 

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