17Oct
僕は基本的に常識という言葉が嫌いです。
そもそも、何をもって常識というのか、僕にはさっぱり分からない。
あくまで例えばですが、今の世の中の風潮として、
「不倫はいけない」
ということになっています。僕も不倫が正しいと思っているわけでもないけれども、だからといって、その行為が完膚なきまでに責め続けるまでの悪とまでいえるのか、が疑問に思うのです。
では、なぜ不倫がダメかといえば、日本には結婚制度というのがあって、その制度によればこの国は、「一夫一婦制」だから、不倫はいけないと決められている。卑猥な言葉でいえば、妻のあそこはご主人だけのもの、ということであろうか。
そもそも、この結婚制度が正しいかどうかというのも僕には分からない。日本では不倫は悪だけれども、一夫多妻制の国にしては、不倫というのは「当たり前」ということになる。
国が変われば常識が変わるのであれば、常識というのは普遍ではないということになる。日本の結婚制度が変われば、悪だった不倫が善にも変わりうる。
例えば、未成年の飲酒がいけないというのがあります。確かに勧めるべきではなかろうかと思うのですが、20歳の誕生日になった瞬間に、「あなたは酒を飲んでもいい」というのも、何だかなって思ってしまう。なぜ、19歳と364日で飲んではいけないのか、もし18歳から成人とルールが決められたなら、これまで裁かれていた18歳の飲酒が、今日からOKになるのも、そんなコロコロ変わるであろう法律を守ることが正しさなのか、僕は疑問に思うのです。
僕はいいたいのは、正義や常識という剣をもって、正しいことだからという理由だけで人を攻め立てたることが果たして正しいことであるのかは、ただただ疑問なのです。
そもそも、戦時中は人を殺すことが正義ではなかったのか。
僕は性感マッサージ師を行っていますが、自分がそれを行っていることが間違っているとは思っていないけれど正しいと思ってるわけではありません。人には絶対に言えないし、ましてや友人に知られたら、さっそく正義の剣を持って僕は裁かれるであろうことは分かっています。ましてや、女性がこんな性感マッサージを受けることが、どんなに恥ずかしいかは想像することが簡単ですし、誰かに相談すれば断じて止められることでしょう。彼女の苦しみなど何も理解せずに、ただそんなの受けるの非常識だろうというだけで。
でも不安で恥ずかしくても、それでも、受けていただける女性がいます。それだけ性というのは複雑で誰にも理解されないものだと僕は思うのです。
PS.10月18日ですが、16時以降から可能です。
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