14Aug
例えば、車の免許を取り運転をしたいと思ったとします。
そこで自動車学校に通い、
「5日間、毎日講習を受けたのに車に乗れるようにならないから辞めた!」、と言う人は滅多にいないと思います。
なぜ、車の運転免許を取得するのに三日坊主はいないのか、その理由は、
大体、車の免許は1カ月くらいで取得できるな、という「ものさし」を持っているからです。これが宇宙飛行士のように、もし、いつまで取得できるか分からないのであれば、きっと人は3日くらいで諦めてしまうし、そもそも挑戦すらしないでしょう。
例えば、英語が話したい!
と考えている人がいたとします。英語が話せるまでどれくらいの期間がかかるのか? 少なくとも3年くらいかかるのではないのでしょうか。
その人が半年も勉強したのに一向に英語ができない。だから諦めよう。こういう例は結構あると思います。でも、英語は3年かかるという「ものさし」を最初から持っていたとすれば諦めることなく継続できるのかと思うのです。
例えば、ダイエットがしたい!
そう切実に願っている人がいたとします。最近ではライザップが有名ですよね。2カ月か3カ月といった短期間で痩せるというのは魅力だと思う。でも、ダイエットっていつまで続けるのか? という問いに僕だったら、一生死ぬまでダイエットは続くと考えるのが最も建設的だ。3カ月で痩せて、じゃあ目標が達成したからいいやってことにはならないし、一度太ってしまえば一生ダイエットを継続しなければならないと考えるべき。まあ、一生というのもあれなので体を変えていくのにはやっぱり数年単位はかかることがあらかじめ「ものさし」があれば、諦めないかもしれない。
もっと簡単な例ならば、厚焼き卵を初めて作りたいと思ったとします。不器用な人でも10回くらい失敗したらそれなりの厚焼き卵を作れるのではないのか? そう考えることもひとつの「ものさし」です。2、3回失敗したからといってそこで諦めたら一生つくれないけれど、さらに10回くらい失敗すればきっとできることでしょう。あらかじめ10回という「ものさし」があったのであれば、数回失敗してもきっと諦めない。
だから、自分の人生に対しても「ものさし」を僕は持つべきだと思っている。
僕は、今の自分にとって極めたいと思っていることが2つあって、それは、「性感マッサージ」と「言葉」です。
「性感マッサージを極める」というのは、どんな女性に対してもイカせたり満足させたりすること。それなりに自分の腕はあがったけれど、実際はまだまだの部分が多々ある。マッサージを極めるのに10年というものさしがあれば未熟な自分を悲観せず継続することができる。
「言葉を極める」、というのは多分、性感マッサージよりも切実に願うこと。もっと人を感動させる言葉を書きたい、人を動かせるような言葉を綴りたい、そんなことを思うけれど、まだまだ全然、人の心に僕の言葉は響かない。今、だからこそ毎日のように読書を続けている。これもすぐに結果がでるようなものでなく10年ほどの「ものさし」があったならば諦めず前に進むことができる。
少しずつ努力をしながら、いつかそれらを極めてみたい。
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